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まさかの対談お断りも? 海外スターと吹替声優のエピソード 本人が「鏡を見ているよう」

マグミクス / 2022年9月27日 18時40分

まさかの対談お断りも? 海外スターと吹替声優のエピソード 本人が「鏡を見ているよう」

■本人から「100年」専属リクエストも

 みなさんは普段海外映画を観る時、吹き替えと字幕のどちらを選びますか? どちらも魅力があり、人それぞれ、または作品ごとに大きく分かれる二択ですよね。海外のスター俳優の吹替には、それぞれ「この人しか考えられない」というおなじみの声優さんが起用されている例も多いです。今回は、そんな海外のスター俳優と「吹き替え声優」のエピソードをいくつか紹介します。

 まず紹介するのは、ブラッド・ピットさんと堀内賢雄さんのエピソードです。堀内さんは『セブン』『オーシャンズ11』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、ピットさんの代表作で吹き替えを25年間にもわたり担当してきました。そして、2022年9月1日に公開された『ブレット・トレイン』のプロモーションで、来日したピットさんと堀内さんはついに初対面。ピットさんは堀内さんに、「鏡を見ているようだ」「堀内さんの声はセクシー」とコメントしています。堀内さんは「今日の僕は超幸運」と、映画の主人公にかけて(超悪運の殺し屋という設定)喜びを表現しました。堀内さんはインタビューで、初めて『リバー・ランズ・スルー・イット』を見た際に「こういう二枚目の役はまず僕に来ることはないだろう」と思ったことを振り返っており、そこから四半世紀以上を経ての本人からの「鏡を見ているよう」発言は嬉しかったことでしょう。

 その他、シルベスター・スタローンさんと羽佐間道夫さんのエピソードは少し変わっています。「ロッキー」シリーズや「ランボー」シリーズをはじめさまざまな作品で有名なスタローンさんは、実はかつて羽佐間さんとの対面企画が持ち上がっていました。しかし羽佐間さんは、「会ってなんになる」「スタローンさんとは声も姿も全然違う」と断ってしまったというのです。そしてスタローンさんも、羽佐間さんのその発言に納得したとか。このエピソードは、『ロッキー4 炎の友情』の再編集特別版『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』(2022年8月19日公開)の公開前夜祭イベントで羽佐間さん本人の口から明らかにされ、驚きを呼んでいます。Twitter上では「漢だね」「これはこれでかっこいい!」と言うコメントも上がっていました。1983年の『ロッキー』1作目のTV放映から40年近くロッキーを演じてきた羽佐間さんはその他のスタローンさんの役も数多く吹き替えており、思い入れが強いが故のこだわりが感じられるエピソードです。

 最後は、ウィル・スミスさんと山寺宏一さんの対面エピソードです。『インデペンデンス・デイ』から長くスミスさんの吹き替えを担当してきた山寺さんは、2019年6月に公開された『アラジン』のイベントで初対面しました。スミスさんはふたりの共通点を聞かれて「ハンサムなところかな」と表現し、山寺さんが「僕もそう思います」と答え会場を沸かせる場面も。対面中にふたりが即興で合わせて生アテレコを披露する機会もあり、息ぴったりなパフォーマンスを見せてくれました。

 今回は近年の例を一部紹介しましたが、その他、森川智之さんが『M:i:III』でトム・クルーズさんから直接アフレコをチェックされていることを知って驚愕した話や、玄田哲章さんが30年近く演じてきたアーノルド・シュワルツェネッガーさんとの初対面(2015年『ターミネーター:新起動/ジェニシス』公開時)で「私の声をあと100年間演じて欲しい!」と正式認定されたエピソードなど、海外スター本人と吹き替え声優さんの逸話はまだまだ多数あります。スター俳優の新作公開時には、吹き替え声優さんとのやり取りからも目が離せません。

(マグミクス編集部)

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