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イマドキ婚活市場でモテそうな男性キャラ 多様化が進む時代に出会いたいのは?

マグミクス / 2022年9月21日 19時10分

イマドキ婚活市場でモテそうな男性キャラ 多様化が進む時代に出会いたいのは?

■料理がうまいのは「素敵な夫」の基本の「き」!?

 家事は夫婦で分担するのが当然の現代。家事が得意で、かつ仕事もでき、パートナーへの優しさや思いやりに満ちていて、価値観が一緒で、お互いに自然体でいられるのが、理想の夫像とも言われています。なかなか厳しい条件ですが……そんな日本の婚活市場で引く手あまた間違いなしの真の「スーパー夫候補」をアニメ・マンガ界で探してみました。

●不安定だけど完璧な夫!? ロイド・フォージャー<黄昏(たそがれ)>『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』

 ロイドの場合、100の顔を持つ敏腕スパイであることから、「仕事ができる」はもちろん、職業柄、相手に合わせてふるまうことも得意で、「自然体でいさせてくれる」「価値観が合う」という点はクリアできそうです。パートナーへの優しさでは、ヨル(殺し屋<いばら姫>)への紳士的な態度を見れば、文句なく合格と言えるでしょう。また、料理下手なヨルに代わって家族の食事を作り、それをけっして恩に着せることがないのも素晴らしいところです。

 ただ、彼の行動にはスパイらしく、計算や理論が見え隠れすることもあります。笑顔に別の意味があったり、見えないところで企みが進行中だったりするのは、信頼関係を壊しかねません。しかし、ロイドは単身敵地に乗り込んでアーニャを救出したり、ヨルの人助けを手伝ったりなど、最終的には相手のために尽くしてしまいます。

 彼の場合、一見、イマドキの婚活市場でのモテ要素満載、「完璧な夫候補」ですが、職業柄、結婚においてもっとも大切と思われる安心感や安定感が欠けていることは問題なので、それに目をつぶれるなら、優良案件であることには間違いありません。

●変態にも対応できる全方位型夫!? 千秋真一『のだめカンタービレ』

 父は世界的に有名なピアニスト、母は資産家令嬢という最上級な環境に育ち、本人はイケメンでマルチリンガル、バイオリンもピアノもすご腕……にもかかわらず、いつもイライラして不機嫌だったのが、「俺様 何様 千秋様」の千秋真一です。

 自分にも他人にも厳しい完璧主義者で神経質な真一ですが、いつの間にか、「変態」と呼ばれるほど独特の感性を持つマイペース隣人・のだめを放っておけなくなり、汚部屋を片付けたり、料理をつくってやったりと、細かく世話を焼くようになりました。料理については、パリの友人たちから「厨房のマエストロ」と称されるほどの腕前です。

 前カノとの関係では真一も、俺様風を吹かせる様子も見られましたが、のだめには、振り回されることが多いように見えます。予想外、想定外のことには弱いタイプなのかもしれませんが、もともとのスキルが高いので、人並み以上の結果を出す「自慢の夫」になるでしょう。のだめのような超絶マイペースに我が道を突き進んで生きたい人には、「全方位型」のスーパー夫になる真一はおすすめです。

■多様化が進んでいる結婚事情ならではの夫選び!?

悪魔で執事のセバスチャンが表紙に描かれた『黒執事』第1巻(スクウェア・エニックス)

●契約厳守の最凶&最強夫・セバスチャン『黒執事』

 名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家に仕えるセバスチャンは、知識、教養はもちろん、料理や武術など、あらゆるものに精通する完璧な執事です。当主であるシエル・ファントムハイヴ(12歳)の忠実なしもべとして、シエルのサポートをしています。

 しかし、それは表の顔で、セバスチャンの正体はシエルの復讐のため彼と契約した悪魔なのです。味方であれば頼もしいことこの上ないと言えますが、そこはやはり悪魔。セバスチャンも、どんなに味方のように見えても、それはしょせん契約上のことで愛情というわけではありません。それでも確実に約束を果たし、できないことは練習によって克服するという姿勢は誠実とも言えます。

 たとえばセバスチャンの場合は、味覚が人間とは違うため当初は料理が苦手でした。ですが、人間の「おいしい」と思う味覚を数値化して記憶し、料理をマスターしました。その結果、スイーツや料理については、一流フランス人シェフが作ったかのようにおいしいとシエルからも認められるようになっています。

 実際の人間界でも、「婚前契約」(別名「プリナップ(Prenup)」)というものがあります。結婚前のふたりが結婚に向けての決意や結婚後の生活について、家事や育児の分担、財産の確認、子づくり、飲酒、親族や友人との付き合い方などについて取り決めをする契約のことです。夫婦のあり方が多様化している現代、婚前契約によってお互いが納得できる夫婦関係を目指すなら、(悪魔であることは別にして)セバスチャンのような「割り切り型」もありかもしれません。

●おいしいごはんと癒やしをくれる奇跡の夫・諭吉『デキる猫は今日も憂鬱』

 仕事では頑張れるけれど、家ではグダグダなOL・福沢幸来(ふくざわ・さく)が雪の日に拾ったのが黒猫の諭吉(ゆきち)です。諭吉は幸来の役に立とうとメキメキと家事能力を増し、大きさも人間大になりました。割烹着を着てお買い物にも行くし、TVで見たおいしそうな料理を幸来のためにつくって家で待っていてくれるのです。もちろん、お弁当も諭吉のお手製です。

 諭吉が家事をできるようになるまでは、汚部屋に住み、玄関部分で寝起きしていた幸来ですが、今は諭吉が片づけておいてくれた部屋で、諭吉のつくった料理を食べ、幸来にとっては諭吉とビールが「幸せの源」になっています。ちょっとツンデレではありますが、そんな素敵な環境を用意してくれる諭吉は、働く女性にとっては「奇跡」とも呼べる最高の夫に違いありません。

(山田晃子)

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