『ワンピース』ばれたら死刑？ ウソップの今までの「やらかし」がヤバすぎる

■懸賞金でサンジに勝ったことも？

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するウソップは、精度の高い狙撃と、敵を惑わせるはったりが得意な人物です。作中では、「強いキャラ」として扱われることはなく、麦わらの一味のなかでも常識人と言えるでしょう。しかし、意外にもウソップには罪深い行動が多々ありました。この記事では、ウソップが行ったヤバすぎる行動を振り返ります。

「エニエス・ロビー編」では、「そげキング」として、ルフィの指示で世界政府の旗を撃ち抜きました。指示を出したのはルフィとはいえ、結果的に世界政府にケンカを売った張本人ということに。この事件後、ウソップは「そげキング」として3000万ベリーの懸賞金がかけられることになります。あれだけの長距離に対して仮面をつけた状態で打ち抜けるのは、さすがウソップ、といったところでしょうか。

　そして、ウソップはシャボンディ諸島でもやらかしました。聖地マリージョアで暮らす、最も誇り高く気高いと言われている世界貴族（天竜人）は、『ONE PIECE』の世界で絶対的な存在です。たとえ、人が目の前で殺されても見て見ぬふりをしてやり過ごさなければ、こちらの命が脅かされる事態に発展します。関心を持たれたら最後、問答無用で連れ去られてしまい、奴隷として毎日を過ごさなければなりません。また、天竜人に傷がつけば、海軍本部の大将が軍を率いてやってくるほどの大事に発展してしまうため、「最悪の世代」のメンバーでさえ手出しするのを渋るほどです。

　魚人島では、そんな天竜人に対してウソップはお尻でプレスしてしまう事故が起こります。確かに、最初に天竜人を殴ったルフィも捕まれば、かなり重い罪に問われそうです。しかし、プライドの高い天竜人にとっては殴られるより、お尻でプレスされたことの方が屈辱的なのではないでしょうか？　死刑宣告を受けてもおかしくないほど、勢いよくお尻でプレスしたウソップですが、「げっ！　ごめん」と軽く済ませてしまえるほど頑丈な身体にも驚かされます。

　最後は「ドレスローザ編」での活躍です。奇跡の積み重ねで、シュガーの能力で人形になってしまったロビンたちを救い、「ゴッドウソップ」として称えられたウソップ。その結果、ドフラミンゴに目をつけられてしまい、ルフィやサボなどを超える5億ベリーの賞金をかけるほど、危険視されていました。これが原因で一時期は麦わらの一味で3番目に高い2億ベリーの懸賞金がかけられたこともあったほど、世間に強烈なインパクトを残しました（現在は5億ベリー）。たびたび、周りに祭り上げられることがあるウソップは、バギーのように人を惹きつける、不思議なカリスマ力を持っているのかもしれません。

※記事の一部を修正しました。（2022年9月25日　08：45分）

（マグミクス編集部）