猫をお風呂に入れようと苦戦中 背中にはもう1匹の猫 ドタバタの構図に「吹いた」

■手が離せないときに限って寄ってくるもう1匹

　レオくんとシロウくんという2匹の猫と暮らしている、漫画家・ネーム作家の秀さん（@hide_pau）。シロウくんを初めてお風呂に入れた日のエピソードを、Twitterで公開しています。一般的な多くの猫と同じように、シロウくんもお風呂は苦手な様子。しかし、秀さんは「健康と清潔のため」と心を鬼にし、シロウくんを両手で抱いてゆっくりとお湯に浸けました。

　すると、案の定シロウくんは大暴れ。しかもそのタイミングで、秀さんの背中の上にレオくんが乗ってきます。さらに間の悪いことに、同時に電話までかかってくる始末。秀さんが「新しいタイプの地獄」と表現するほどの奇妙な姿勢で身動きも取れず、てんてこまいの修羅場の事態になってしまうのでした。

　このエッセイマンガに読者からは、「めちゃくちゃ笑いました」「カオスｗｗ」「地獄という名の楽園」などの感想が寄せられました。同じく猫を飼っている様子の読者から「まさにうちがつい最近までこれでした」といったコメントも見られ、Twitter投稿には4000件を超えるいいねがついています。

　作者の秀さんに、お話を聞きました。

ーーまずは「シロウくん」のご紹介をお願いします。

　今年4歳になる保護猫の男の子です。保護主さんの職場の駐車場に何日も1匹でいたところを保護され、その後に里親サイトを通じて我が家へ迎えました。

ーー「新しいタイプの地獄」の構図には吹き出してしまいました。電話までかかってきたときの心境は？

　先住猫のレオくんに背中に乗られただけでも慌てたのに、追い打ちをかけられたような気分でした。あまりに予想外の出来事だったので、あの状態のまま思わず笑ってしまいました。

ーーこの後、どのように対処したのでしょうか？

　当然ながら電話に出ることはできず、猫たちのお風呂が終わった後にかけ直しました（笑）。

予想外の事態が重なってすごい構図に（秀さん提供）

ーー兄猫のレオくんのときにも、今回のシロウくんと同じように、初めてのお風呂には苦戦しましたか？

　大きな声でワーワー鳴いて大変でした。レオくんはとにかく鳴き声が大きいので、近隣住民の皆さんに虐待を疑われないかハラハラしました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　猫がたまに発動する謎の力についての共感の声がかなり多かったです（笑）。

ーー秀さんはYouTubeでも「秀さんの今日の猫日記」というチャンネルで活動中です。そちらのご紹介もお願いいたします。

　我が家の猫たちの姿を動画でお伝えすることをメインに立ち上げましたが、最近はお絵描き＆雑談やゲーム配信など、自由に活動しています。更新頻度は低めですが、よろしければ覗いていただけるとうれしいです。

（マグミクス編集部）