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『ハンター×ハンター』王位を継承するのは誰だ! クラピカはワブルを守り切れるのか?

マグミクス / 2022年10月4日 18時10分

『ハンター×ハンター』王位を継承するのは誰だ! クラピカはワブルを守り切れるのか?

■大逆転劇に期待?

『HUNTER×HUNTER』最新第37巻が2022年11月に発売されると発表され、実に4年ぶりの新刊に読者から歓喜の声があがっています。既刊第36巻では、「王位継承編」でカキン帝国の王子たちによる殺し合いが行われている途中でした。そこで、この記事では王位継承の座が誰の手に渡るのかを予想するとともに、王子それぞれの念能力がどのようなものだったかを振り返ります。

 個人の能力でいえば、第一王子ベンジャミンや第二王子カミーラ、第四王子ツェリードニヒがずば抜けて強そうな印象を受けます。王子のなかでも圧倒的肉体派なベンジャミンは、ライオンを素手で絞め殺してしまうほどの腕力を持った人物です。さらに、もともと念能力を使用できた唯一の王子であることから「王位継承権」に一番近い王子といっても過言ではありません。

 しかし、カミーラのチートすぎる念能力「百万回生きた猫(ネコノナマエ)」はなかなか厄介な能力かもしれません。あえて殺されることによって敵を殺し、カミーラ自身を蘇生させる、簡単に言ってしまえば不死身です。しかし、殺さない限りは能力が発動することはないため、ベンジャミンのように「骨折させて監禁」してしまえば、どうしようもできません。

 それならば、ただならぬ雰囲気を常にまとわせているツェリードニヒは、どうでしょうか? 同じ母親であるベンジャミンとは兄弟仲はよろしくないようですが、好戦的な性格から、ふたりの確かな血のつながりを感じます。胸アツすぎる「兄への下剋上」の展開にも期待が高まります。異常なほどの勘の良さで念能力をすぐさま習得してしまう才能には、末恐ろしさとともに、「こいつならベンジャミンに勝てるのでは?」と期待してしまいます。

 また、クラピカが護衛を務めている第十四王子ワブルにも可能性がないとは言えません。生まれたばかりで、念霊もまだ明らかにされていないものの、クラピカが感じた異様な雰囲気からほかの王子にも負けない念獣ではないか、と推測できます。

 生まれたばかりの赤ちゃんに「兄妹と殺し合いをしろ」などというのは無謀でしかありませんが、「クラピカがいる」という安心感と未知数の念獣への期待で、希望が見えてきそうです。命が危ない絶体絶命のこの状況から、大逆転劇を期待してしまう読者も少なくないでしょう。

(マグミクス編集部)

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