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CM企画会議で先輩クリエイターの提案がすごい! 彼のデスクを見て衝撃「ここまで?」

マグミクス / 2022年10月11日 11時10分

CM企画会議で先輩クリエイターの提案がすごい! 彼のデスクを見て衝撃「ここまで?」

■影で並々ならぬ努力をするクリエイターの「執念」

 とあるコンビニのCM企画会議で、先輩のCMプランナー・Q間さんがたくさんの提案をしているのを見て「すごい」と思っていた主人公。プレゼンに向けて詳細な準備をすることになりましたが、その夜、Q間さんのデスクをのぞいた主人公はとんでもないものを目撃し……。

 漫画家・うえはらけいたさん(@ueharakeita)
のマンガ『ある先輩社員の、狂気にも似た執念の話』がTwitterで公開されました。本作は「マスナビ」で連載中の『ゾワワの神様』からの一編。新人コピーライターが、広告業界で出会ったさまざまな人びとのエピソードをオムニバス形式で紹介する作品で、元コピーライターである作者の実体験がもとになっています。

 今回のエピソードでは、提案の準備に多くの時間を割き、数多くのものを作っても、それが採用されるかどうか分からない、というクリエイティブな仕事の裏側や、それでも妥協しないクリエイターの熱意に驚かされます。Twitter投稿には2万いいねを超える反響が集まっています。

 作者のうえはらけいたさんに、お話を聞きました。

ーー『ある先輩社員の、狂気にも似た執念の話』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

 こちらは「マスナビ」というメディアで連載している『ゾワワの神様』というシリーズなのですが、今回は自分の実体験にもとづいて印象深かったエピソードをマンガ化しました。

 多少脚色していますが、実際に僕の先輩が、通るかどうかも分からないアイデアを通すために並々ならぬ努力をしている姿に触れたことがあったので、その時の震えた感覚を伝えたくてマンガにした、という感じです。

ーーQ間さんのクリエイターとしての熱意に圧倒されますが、クリエイティブなお仕事というのは、このように数多く案を作って影で努力をすることが多いのでしょうか?

 現在はどうか分かりませんが、僕がコピーライターをしていた頃(2010年代前半)は、「数を作る」というのはクリエイティブのひとつの基本だったように思います。そこにクリエイターの熱量が具現化されますし、クライアントを本気にさせるためのひとつの手段として、提案時に質・量が高いものを提案することはたびたびありました。

変化球の案の準備も妥協しない!(うえはらけいたさん提供)

ーーQ間さんのようなお仕事の仕方について、「執念」という言葉も使われていますが、どのように思われていますか?

 実際、「自分が良いと信じているもの」に対して執念を燃やせる人が、どんな業界でも大成すると思っています。一方で僕はそこまで自分の考えたものを信じることができなかったので、コピーライターとして大きな仕事を残すことができませんでした……(笑)。

 でも、そういった、思い込みにも近いような執念を持てる人には今でも憧れますし、そうなりたいとも思っています。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「こういうすごい人、僕の職場にもいます」「昔大学にいました」など、自分の周囲にも「Q間さん」がいる、というコメントを下さった方が多かったのが印象的でした。

 働き方改革や、効率化の叫ばれる昨今ですが、一方でみんな、こういったがむしゃらにモノ作りをできる人のこともやっぱり好きなんだなぁ、と実感しました。

ーー今後の活動のご予定について教えて下さい。

 2022年10月から『アバウトアヒーロー』という、ヒーローと戦う怪獣を運営する企業に就職した男の子の話をTwitter上で自主連載する予定なので、よかったらそちらも読んでみて下さい!

(マグミクス編集部)

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