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ほぼ無敵!な『ジョジョ』のスタンド3選 むしろ負けたことが奇跡?

マグミクス / 2022年10月17日 19時10分

ほぼ無敵!な『ジョジョ』のスタンド3選 むしろ負けたことが奇跡?

■ラスボスでもないのに、勝てる気がしない「ほぼ無敵スタンド」

 6部のアニメも大好評放送中の大河シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』(著:荒木飛呂彦)の代名詞ともいえるのが、さまざまな「スタンド」能力です。第3部から第8部まで、160種以上の多種多様なスタンドが登場しました。なかでも特に、敵のスタンドは「相手を確実に殺すこと」に特化した厄介なものが多く、しばしばラスボスでもないのに、「どうやって倒せば良いのかわからない」ような「ほぼ無敵」な能力が現れます。この唐突な絶望が、『ジョジョ』の一筋縄ではいかないないところです。この記事ではとりわけスタンド能力が複雑化していった第5部以降に焦点を絞り、厄介すぎる「初見殺しスタンド」たちを紹介していきます。

●第5部「ベイビィ・フェイス」自分で学習して強くなる遠隔操作スタンド

 5部前半でジョルノたちを苦しめた暗殺チームの刺客のひとり、変態紳士・メローネは「ベイビィ・フェイス」というスタンドを操ります。これがまた本人に勝るとも劣らない、厄介なスタンドでした。パソコン型の「親スタンド」が、メローネが見定めた女性との間に「子供」を誕生させ、今度はその子供が遠隔操作型のスタンドとして自由に動き回るのです。子供は自我を持っており、親スタンドがDNA情報を読み込んだ相手を追跡し、戦いのなかで頭脳、体力なども成長していきます。さらに、子供にどんなに攻撃を与えようとも本体・メローネにはダメージがいかず、何度も子供を再生産することが可能というチートぶりです。

 さらに、子供自身も生物の構成物質を分解し、全く別の物体へと変換してしまう、という厄介な能力を持っています。子供スタンドが家具や石に変装することもでき、相手のパーツをくりぬく攻撃も可能で、この能力だけでもかなり強いです。遠隔操作ながら「破壊力」「持続力」もAで、ジョルノの「ゴールド・エクスペリエンス」を利用した再生能力がなければ、まず全滅していたこと間違いなし。ディ・モールト危険なやつでした。ただ、自律思考型のスタンドのため、本体に逆らうことがあるのが玉に瑕です。

※ここから先の記事は、6部「ストーンオーシャン」の未アニメ化の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

■「呼吸」を追尾されたら、もう無理ゲー!?

厄介な敵スタンドだらけの『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』キービジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SO製作委員会

●第6部「ボヘミアン・ラプソディー」『ジョジョ』で最も人を殺した(?)スタンド

 厄介な能力が次々登場する第6部のなかでも、とりわけ地球規模での大災害を引き起こしたスタンドが、DIOの息子・ウンガロの「ボヘミアン・ラプソディー」です。まず、絵本やマンガ、絵画などあらゆるキャラクターをこの世に出現させることができます。そのキャラクターは一般人にも見える状態で実体化され、現実世界で暴れ回るのです。発動された際には、西新宿にラオウが出現し破壊の限りを尽くしたとのこと。他にも直接描写はありませんでしたが、マジンガーZやスパイダーマンなど、最強ヒーローも登場したようです。

 おまけに、そのキャラクターたちは人間の精神と肉体を分離させ、精神を追いかけ回して自分たちの物語と「同じ結末」を迎えさせ、死に至らしめます。アナスイは「狼と七匹の子山羊」のなかの、狼と同じ結末に追い込まれそうになりました。

さらに恐ろしいのが、地球全体に及ぶ「射程距離」です。キャラクターたちが世界を壊しまくっている間、ウンガロは飛行機で悠々移動中。どこにいても、この能力から逃れられる術はないのです。最後は『ジョジョ』らしい知略でこの能力は無効化されましたが、あのままでは世界が滅亡していたことでしょう。ネットでは「むしろ負けたことが奇跡」とまで言われている、「ほぼ無敵スタンド」でした。

●第8部「ドゥービー・ワゥ!」息をしたら殺される最悪スタンド

 第8部「ジョジョリオン」の敵の岩人間たちは、みな凶悪なスタンドを持っていました。なかでも「ターゲット殺害」への気概がケタ違いなのが、大年寺山愛唱のスタンド「ドゥービー・ワゥ!」です。随分とゴキゲンな名前ですが、その能力は「呼吸を感知し自動追尾する竜巻で、相手を始末する」というものです。

 自動追尾で射程距離は無限、部屋でも車のなかでも、呼吸をすると竜巻が現れ攻撃されます。さらに逃げれば呼吸が乱れて追い込まれますし、かといって呼吸を止め続ければ死んでしまいます。発動させたその瞬間に「王手」と言わざるをえません。なお『ジョジョ』は第1部、第2部と「呼吸」を使った波紋バトルが繰り広げられましたが、最新の第8部において、呼吸そのものが標的となるスタンドが出現したのは、不思議な巡り合わせを感じます。

 どのスタンドも「初見殺し」すぎる「ほぼ無敵スタンド」で、主人公たちは能力の正体もわからないまま、いきなり襲われています。そんな「詰み」の状態で、いったいどのようにして彼らが生還してきたのか、是非ともその目で確かめていただきたいところです。

(片野)

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