『こち亀』大原部長は『コナン』佐藤刑事より格下！？ 警察キャラの階級に「海パンそんなに偉かったのか」

■態度では分からない！？　警察キャラの気になる「階級」

　サスペンスやミステリー作品に欠かせない、警察キャラ。2022年に『ONE PIECE』とコラボした表紙が話題となった『名探偵コナン』は、たくさんの個性豊かな警察キャラクターが登場します。「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年サンデー」が出版社の垣根を超えてコラボしたことで、ネット上では作品を越えた警察キャラの上下関係が話題になりました。今回はさまざまな作品から横断的に、警察キャラの上下関係を紹介していきます。

　まずは『名探偵コナン』の刑事たちの面々。目暮警部の部下で若手女性刑事の佐藤刑事の階級は警部補で、実は上司色が強い『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の大原部長（巡査部長）の方が格下という事実が。ネット上では「交番勤務だから……」「部下に足引っ張られてるからしかたがない」といった大原部長を擁護するコメントが多くみられました。

　さらに佐藤刑事の上司・目暮警部と同じ階級なのは、『金田一少年の事件簿』剣持警部と『ルパン三世』銭形警部などです。ちなみに目暮警部と銭形警部は、『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』で共闘もしています。

『こち亀』には屯田署長が登場しますが、屯田署長は警視正なので、『コナン』の服部平蔵の方が警視監で格上にあたります。警察官が登場するマンガで一番階級が高いのが服部平蔵のようです。

　ちなみに『コナン』佐藤刑事より格下の『こち亀』大原部長ですが、同階級には佐藤刑事の後輩・高木刑事が該当します。上司キャラでも、作品が変わると後輩キャラと同じポストになってしまう様子。『こち亀』では特殊刑事課としてクセ強めのキャラクターも登場し、海パン一丁の「海パン刑事」こと汚野武の階級は警部補で大原部長より格上です。「海パンそんなに偉かったのか」「特殊刑事課は特殊だから階級高い」「海パンより下とか嘆かわしい」といった声もあがりました。

「あの人、どれくらいのポジションなんだろう」と調べてみると、思っていたより階級が低かったり、逆に思ってた以上に偉い人だったりと思いもよらない上下関係が発見できるかもしれません。

（マグミクス編集部）