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母が入院して夕食の準備がピンチ! 助けてくれた100歳間近の祖母に「尊敬」の念

マグミクス / 2022年10月23日 11時10分

母が入院して夕食の準備がピンチ! 助けてくれた100歳間近の祖母に「尊敬」の念

■頼もしいおばあちゃんに懐かしさを感じたエピソード

「おばあちゃんと一緒」のアカウント名で、Twitterで作品を発表しているたばやんさん(@obaatyanntoissy)。彼女の実家では、2022年の9月はじめ頃にお母さんが入院しました。バタバタとした状況で、夕食の準備をするのもひと苦労。そんなときに「夕飯総監督」の役割を担い、司令塔として活躍してくれたのは、おばあちゃんのヤス子さんでした。たばやんさんのおばあちゃんの年齢は、なんと99歳です。

 テキパキと皆に作業を指示し、もずくの味見をして「酢が足りんね」といった的確なアドバイスも出してくれたおばあちゃん。その様子は、たばやんさんにとって、まだ台所を取り仕切っていた頃のおばあちゃんの元気な姿を思い出させました。

 このエピソードを描いたマンガが『面影』というタイトルで公開されています。読者からは「おばあちゃんもきっと台所に立ってた頃に戻った感覚だったでしょうね」「おばあさまが監督されたご飯はまた格別だったことでしょう」「さすが年季が違うぜ!」などのコメントが寄せられました。Twitter投稿には2000件を超えるいいねがついています。

 作者のたばやんさんに、お話を聞きました。

ーーたばやんさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 小さい頃からマンガを読むのが大好きで、小学校の休み時間に自由帳に描いていました。友達をマンガに出演させていたら喜んでもらえて、うれしくて……。それが描くきっかけになっていると思います。

ーーおばあちゃんは、普段はどのような方でしょうか?

 正直で素直な人、という印象です。いつも好奇心が旺盛で、いろいろなことに興味を持って生活しています。

ーー今回、おばあちゃんの頼もしさに触れて、あらためて感じたことがあればお聞かせ下さい。

 今回の件で、昔の芯のあって気が強い一面が出てきて、すごく懐かしかったです。ただ、おばあちゃんが年を取ったことを実感して、ちょっと寂しいような……切ない気持ちにもなりました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「自分のおばあちゃんも、昔台所に立っていたので、とても懐かしい気持ちになった」という声をいただきました。マンガを読んで、「お母さんやおばあちゃんを思い出して会いたくなった」という意見もたびたびいただき、とてもうれしく思っています。

読者からの反響が大きかった作品『真夜中のクリエイティブ』(たばやんさん提供)

ーー『面影』のほかに、たばやんさんご自身がお気に入りの作品や、これまでに反響が大きかった作品があれば、ご紹介をお願いいたします。

『真夜中のクリエイティブ』が大きな反響をいただきました。夜中に誰にも見つからないように、楽しく活動する祖母の姿を描いた作品です。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 今までコツコツ描いてきたペースを続けながら、読者の方にクスッと笑って和んでもらう時間を共有できたらと思っています。また、これをきっかけに介護関係のお仕事に関わらせていただく機会が増えたので、いろいろなかたちで社会とつながっていけたらうれしいです。

(マグミクス編集部)

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