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若きベテラン・柳楽優弥が演じた2次元キャラ3選 「土方十四郎」の人気がすごい

マグミクス / 2022年10月23日 18時40分

若きベテラン・柳楽優弥が演じた2次元キャラ3選 「土方十四郎」の人気がすごい

■「常に開き気味の瞳孔」も再現?

 実力派俳優・柳楽優弥さんは、2004年のデビュー作『誰も知らない』で、第57回カンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞、これは日本人初の快挙でもあり、一躍時の人となりました。その後、一時休業していたものの、復帰後の飛躍は目覚ましく、幅広いジャンルの作品で活躍。コミカルからシリアスな役まで演じ分ける演技力は実写化作品でも存分に発揮されており、数々の映画やドラマに出演しています。今回は、柳楽さんが演じたなかで特に印象深い3人の実写キャラをご紹介します。

●『銀魂』の土方十四郎

 原作マンガ、アニメともに大人気のコメディSF時代劇『銀魂』(原作:空知英秋)の実写版では、柳楽さんは土方十四郎を演じています。「鬼の副長」と呼ばれ恐れられている真撰組副長で、クールで頭のキレる人気キャラです。柳楽さんは目で表情をつける演技も得意なため、土方の「瞳孔が常に開き気味」という設定も難なくこなし、高い再現度が話題となりました。

 続編となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』では、土方のもうひとつの人格・アニメオタクのトッシーも演じており、同じキャラでありながら全く違う人格という難しい役どころを見事に演じ切っていました。キャラクタービジュアルを見るとよくわかりますが、腕の太さまでそっくりなクオリティの高さで、アニメで人気の「アイドルオタクvsアニメオタク」の討論シーンや、万事屋メンバーとのやり取りも完全再現されています。「かっこいい」と「ちょっと気持ち悪い」の演じ分けに驚かされ、思わず笑ってしまった人も多いのではないでしょうか。

 全体的にキャラ再現度の高い実写『銀魂』のなかでも、柳楽版土方は人気となり、dTV限定のドラマでは「ミツバ篇」「禁煙篇」「いくつになっても歯医者はイヤ篇」と、土方メインの人気エピソードが次々実写化されました。

●『響 -HIBIKI-』の田中康平

 類稀な文才を持つ女子高生・鮎喰響を中心に文芸界を描く『響 -HIBIKI-』(原作:柳本光晴)で柳楽さんが演じたのは、小説家の田中康平です。響と同じタイミングで新人賞を受賞した自信家の青年で、攻撃的な姿勢で響を挑発します。嫌なやつ感満載の高圧的な態度は予告編からでも見て取れるのですが、本編ではさらに「柳楽さんの顔を見るだけで腹が立ってしまう」と、感想が出るほどの好演を見せました。

 田中が響に殴り倒されるシーンは原作でも印象的ですが、柳楽さんの演技も加わって、実写では一層刺激のあるシーンになっています。柳楽さんにとってもお気に入りのシーンだそうで、響役の平手友梨奈さんと「息が合った気がする」(『響 -HIBIKI-』パンフレットより)と、コメントしています。

●『アオイホノオ』の焔モユル

 芸大生が漫画家を志し、やがてデビューしていく姿を描いた『アオイホノオ』(原作:島本和彦)では、主人公の焔モユルを演じました。その気になればいつでもプロデビューできると思っている自信過剰な面があるため、何ひとつ行動に移せずにいる青年です。

 表情豊かなモユルを演じた柳楽さんは、同作で初めて一緒に仕事をした福田雄一監督から「とにかく真面目にバカをやれ」との指示を受け、髪型やメイクよりも、目力や表情筋でキャラクターのビジュアルに近づけており、見事な再現度を見せています。

 ドラマ終盤で漫画家デビューが決まり、嬉しさよりもプロとしてのプレッシャーを感じるモユルに、「デビュー作でいきなり国際賞を受賞した自身を重ねていた」と振り返る柳楽さん。インタビューでは、『アオイホノオ』のことを、「一歩踏み出せた」作品とも語っています。

 今後、柳楽さんは2022年12月28日より「Disney+」にて配信予定の実写ドラマ『ガンニバル』(原作:二宮正明)で、主人公・阿川大悟を演じる予定です。閉鎖的な集落を舞台にカニバリズムを描くサスペンスホラーでどのような演技を見せるのか、期待が高まります。

(椎崎麗)

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