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DQファンなのに『X』をやらないのはもったいない? FC世代も納得できる理由とは

マグミクス / 2022年11月6日 18時10分

DQファンなのに『X』をやらないのはもったいない? FC世代も納得できる理由とは

■「ドラクエならでは」のストーリーにやり込み要素、オフラインでも楽しめる『X』の魅力

 2012年のリリース当初、「1人用ゲームとしての魅力が薄れる」声も多かった『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下、ドラクエX)でしたが、2022年9月15日にオフライン版が発売されました。

 シリーズのナンバリングタイトルを、1人でも遊べることはファンにとって朗報であったはずですが……新旧のファンを満足させた『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の後となっては二頭身のキャラクターが見劣りしてしまいます。

 もっといえば、完全新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の続報にも期待が寄せられています。『ドラクエX』に「今さら感」を感じ、手が伸びない方も多いと推測します。

 しかし……「『ドラクエ』ファンなのに『X』をプレイしないなんてもったいない!」。『ドラクエX』はファミコン世代も満足できる工夫に満ちたナンバリングタイトルでもあるからです。

●いきなりピンチはシリーズのお決まり?  物語序盤で命を落とす主人公

 投獄や肉親との死別。「ドラゴンクエスト」シリーズの主人公は物語序盤から窮地に立たされることも珍しくありませんが、実は『ドラクエX』も同様の始まりを迎えます。本作のストーリーは「冥王 ネルゲル」の企てによって主人公が命を落とす衝撃のスタートから幕をあけるのです。

 本作のサブタイトルである「五つの種族」とは、主人公の魂が転生する種族を指しており、冒険の目的も、人間の姿を取り戻すことです。

 いきなり主人公の命を狙う巨悪の残忍さに、「デスピサロ」を重ねるファンも少なくないはず……。オフライン版ではオンラインで描ききれなかったオリジナルエピソードも追加されているため、骨太なストーリーをより深く味わうこともできるでしょう。

●拡張されたやり込み要素は、『ドラクエ』の醍醐味「没入感」に昇華

 比較的新しいタイトルでおなじみとなった「鍛治」や「スキルパネル」は、シリーズから離れてしまった方にとって目新しく感じられるかもしれません。しかし、いずれも『ドラクエ』の醍醐味「没入感」をより深めるシステムととらえることもできます。

 炎の民「オーガ」、花の民「プクリポ」、風の民「エルフ」、水の民「ウェディ」、地の民「ドワーフ」。どの種族に転生するかはプレイヤー次第。また、キャラメイクで自分好みの外見の主人公をつくり込むことで、自分だけの冒険をとことん紡ぐことができます。

■オンライン化に前のめりな姿勢を見せていた堀井雄二氏、構想は20年に及ぶ?

冒険序盤より窮地に追い込まれるのは『ドラクエ』あるある。 (C) 2012,2022 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C) SUGIYAMA KOBO (P) SUGIYAMA KOBO

●堀井雄二氏「『ドラゴンクエスト』のネット版を作りたいね」

 シリーズのゲームデザイン、シナリオを担当する堀井雄二氏は、「『ドラゴンクエスト』をオンラインでもリリースしたい」旨のコメントを1988年頃のパソコン情報雑誌や、男性誌に寄せています。

 1988年といえば、シリーズ3作目『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売された年です。堀井雄二氏の先見の明に驚かされることはもちろん、同氏が長年温めていたアイデアとなれば、当時夢中でプレイしていたファミコン世代の勇者にもオススメできるのではないでしょうか。

 ほか、詳しくはネタバレになるため明かせないものの、シリーズを賑わせてきた人気キャラクターも各所に登場する『ドラクエX』。手軽にオフライン版を始めるもよし、2022年10月20日に発売された『ドラゴンクエストX オンライン オールインワンパッケージ version 1-6』をプレイするもよし。いずれかの媒体で、『ドラクエ』のナンバリングタイトル『ドラクエX』に触れてみてはいかがでしょうか。

(ツナカン)

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