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クセがスゴい「魔改造ゲーム機」4選 ゲームボーイが驚きの姿に!

マグミクス / 2022年10月30日 19時40分

クセがスゴい「魔改造ゲーム機」4選 ゲームボーイが驚きの姿に!

■思い出のハードが驚愕の大変身

 家具製作や日曜大工を指す「DIY」という言葉がありますが、卓越した手腕によってゲームハードが大変身を遂げた事例をご存知でしょうか。「大型ハードを携帯ゲーム機のように持ち運びたい」「携帯ゲーム機を家電製品へ改造したい」……等々、さまざまな思惑のもとに誕生した“ゲーミングDIY製品”をご紹介します。

 まずは10月21日に生誕24周年を迎えた携帯ゲーム機「ゲームボーイカラー」(以下、GBC)の事例から。シンガポールに住むとあるユーザーは、GBCをゲーム用ではなく、家電製品であるエアコン用のリモコンへ作り変えることを決意。本体に手を加えるのではなく、GBC用カートリッジにフォーカスし、ハード本体の通信機能(赤外線)を用いてエアコンを起動することに成功しています。

 また、別のユーザーは「ゲームボーイ」(以下、GB)用の周辺機器「ポケットカメラ」を活用し、実際に写真撮影が行えるミラーレスカメラを自作。黒一色の落ち着きのある本体ボディー背面には、GBの液晶画面を思わせるディスプレイが取り付けられています。撮影した写真データはポケットカメラを使って撮ったものと全く同じですが、別のレンズパーツに付け替えることも可能。ちなみに本機を製作したユーザーは、日頃からポケットカメラを介した撮影写真のアップロードに親しんでおり、自作にあたっては独学でスキルを習得した模様です。

 携帯ゲーム機やその専用カートリッジを別製品へ改造した事例とは対照的に、据え置き型ゲーム機を持ち運びに便利な携帯ゲーム機へと変身させた製作例もあります。国内に住むとあるユーザーの場合、サイズの大きな「PlayStation 4」(以下、PS4)をアタッシュケースに内蔵する形で携帯ゲーム化。約6kgの重量感は従来型のPS4よりも増加したものの、アタッシュケースに備え付けのキャリングハンドルにより、片手で容易に持ち運べるようになりました。

 ケース上面にはディスプレイも搭載されているため、ケースを開けたその時からゲームプレイが楽しめる仕組み。バッテリー容量や充電に関する課題こそあれど、「PS4を持ち運べる」点がネット上のコミュニティーで大きな耳目を集めました。

■名ハードのミニバージョンを自作

ゲームボーイに取り付けて使用する「ポケットカメラ」。味のある写真撮影が楽しめる(任天堂)

 ファミリーコンピュータ・PlayStation・メガドライブ……等々、さまざまなゲームメーカーが過去ハードを復刻したミニバージョンを発売していますが、一般ユーザーのなかには、そうしたゲームハードのミニバージョンを自作する猛者がいます。

 2001年の任天堂ハード「ゲームキューブ」(以下、GC)を愛するファンは、バイオレットカラーのスタンダードなGCをそっくりそのまま小型化。背面のハンドルをはじめ、カチッと押し込み可能な電源ボタン、網状の通気口、各種ポートの細部にいたるまで徹底的に再現し、手の平に収まるコンパクトなGCを自らの手で生み出しました。

 今回ご紹介した事例はほんの一部に過ぎず、ネット上では日々さまざまなユーザーが自信作を公開し、志を共にするユーザーたちと積極的な情報交換に励んでいます。一見マニアックに思えるゲーミングDIYもまた、ゲームを愛してやまないユーザーたちのれっきとした表現手法と言えるのではないでしょうか。

(龍田優貴)

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