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『美味しんぼ』初期の海原雄山が息子に放った罵詈雑言 声に出したら「トンデモすぎ」

マグミクス / 2022年11月12日 15時10分

『美味しんぼ』初期の海原雄山が息子に放った罵詈雑言 声に出したら「トンデモすぎ」

■「豚」「猿」「ゴキブリ」「失敗作」←全部息子に投げかけた言葉

 美食マンガの金字塔『美味しんぼ』(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)の主人公・山岡士郎と、その父親で美食の鬼・海原雄山は、過去の遺恨から互いに憎しみ合っていおり、その関係性が物語をけん引してきました。海原雄山は美食を語らせれば右に出るものはいないほどの豊富なボキャブラリーの持ち主ですが、それがひとたび憎い山岡士郎に向かうと……。いくら縁を切っているとはいえ実の息子に言い放ったとは思えない、衝撃的な罵詈雑言があふれるのです。そんな雄山の、山岡に対する衝撃パンチラインをご紹介します。隙あらば、声に出して読んでみてください。

●「食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!」

 第2集「幻の魚」で登場した名罵倒ゼリフです。海原雄山とはすでにバチバチの関係にある山岡ら東西新聞の面々が、久々に雄山と列席した際に言い放たれた強烈なひと言でした。

「豚や猿」という表現から分かる通り、山岡以外の東西新聞メンバーも大きなとばっちりです。短い言葉でこれほどまでに相手の尊厳を傷つけることができるほど、罵倒力もまた芸術の域に達しているのです。

●「士郎は私が誤って作り出した失敗作です」

 こちらは第17集「エイと鮫(後編)」でさらりと登場した、息子を全否定するひと言でした。敬語なのは、雄山の師匠である唐山陶人が雄山と山岡のふたりを呼び寄せた際のセリフだからです。天才陶芸家としての顔を持つ雄山ならではの息子評ですが、隣に本人がいるのに平気で言ってのけるのですから、やはり鬼です。

●「私にとってお前は、せいぜいのところ路傍の石にへばりついているクソ虫にすぎん」

 今度は「美」を極めた人間とは思えない発想で、実の息子をこき下ろします。このパンチラインが登場したのは、第16集「対決!!野菜編(中編)」でした。

「究極vs至高対決」で、雄山が山岡に情けをかけたのではないかという疑念を晴らすべく山岡が雄山のいる「美食倶楽部」に踏み込み詰め寄ったところ……上記のセリフで返り討ちに合います。普通、父親にこんなことを言われたら立ち直れません。なお、同巻には雄山が山岡を「ゴキブリ」呼ばわりするシーンもあります。

 信じられない言葉の数々ですが、最も信じられないのは長い歳月をかけたのちに、このふたりが「和解」するということです。そこに至るまでの長い道のりとドラマ、気になった方はぜひとも通読してみてください。今回紹介したのは、ごく一部で、その他のパンチラインも見どころです。

(片野)

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