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推しが出てこない…連載中、閉じ込められすぎキャラ3選 「10年以上見てない」「さすがに鬱になる」

マグミクス / 2022年11月17日 15時10分

推しが出てこない…連載中、閉じ込められすぎキャラ3選 「10年以上見てない」「さすがに鬱になる」

■閉じ込められること早十数年…解放の日はいつ?

 推しが画面から出てこないだけではなく、「作品にも出てこなくなった」という、悲しい話を聞いたことはありませんか? 封印されたり連れ去られたりとその方法はさまざまですが、人気の有無にかかわらず長い間閉じ込められたままの、不運なキャラも存在します。この記事では、そんな「本当に出てこない」閉じ込められすぎているキャラを、3作品からご紹介します。SNSでも「いつになったら出てくるの」「さすがに鬱になる」と評判です。

※この記事では『呪術廻戦』のまだアニメ化されていないエピソード、および『魔法騎士レイアース』の重大なネタバレを含みます。

●『呪術廻戦』五条悟

 虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)は、杉沢第三高校に通う高校1年生。至って普通の生活を送っている虎杖ですが、人並外れた身体能力を持っています。そんなある日、虎杖の先輩が、ある「呪い」に襲われてしまいます。

 先輩を助けるために、より強い呪力を得られる特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を食べてしまう虎杖。その結果、虎杖は自分の魂に「呪い」を宿してしまいます。先輩を無事助けた虎杖は、最強の呪術師・五条悟(ごじょう・さとる)の案内で「東京都立呪術高等専門学校」に編入することになり――?

『呪術廻戦』(作:芥見下々/集英社)は、虎杖たちが呪術師として成長し、呪霊たちと戦うダークファンタジー・バトルアニメです。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で大賞を受賞している人気作品で、2023年にはアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」の放送が予定されています。

 五条悟は、虎杖たちが通うことになる東京都立呪術高等専門学校の教師で、自他ともに認める最強の呪術師です。呪術師としての階級は、特別な者しかなれない「特級」。性格はひょうひょうとしておりマイペースなものの、白髪・碧眼・高身長という恵まれた外見もあり、女性ファンの多いキャラクターです。

 五条は、本作の11巻で描かれる前代未聞のテロ「渋谷事変」で、獄門彊(ごくもんきょう)という特級呪物のなかに封印されてしまいます。渋谷事変を起こした特級呪詛師・夏油傑(げとう・すぐる)は、多くの一般人を巻き込みながら、その目的の邪魔となる五条を排除したのです。

 獄門彊に五条が封印されたのは、2020年1月に掲載された第90話です。そろそろ3年の時が経とうとしていますが、五条は封印されたまま。獄門彊を開ける方法もいくつかあるものの、「自死する」「どこにあるか分からない特級呪具を使う」など、あまり現実的なものではありません。五条の封印はいつ解かれるのか、封印時と同じように正月付近の連載で解放されるのか? など、彼の再登場を待ちわびる声がネット上にあがっています。

●『D.Gray-man』ラビ

 仮想19世紀末のヨーロッパ。世界を終わらせようとたくらむ千年伯爵は、機械・魂・悲劇を材料に、悪性兵器・AKUMA(アクマ)を造り上げました。そのAKUMAを破壊できるのは、神の結晶・イノセンスに選ばれた聖職者「エクソシスト」たちだけ。

 アレン・ウォーカーも、家族をAKUMAに奪われた被害者のひとり。アレンはエクソシストとなって「黒の教団」に所属し、神田ユウやリナリー・リーたち仲間のエクソシストたちとともに、千年伯爵へと立ち向かうのでした。

『D.Gray-man』(著:星野桂/集英社)は、2016年時点でシリーズ累計発行部数2250万部を突破した、人気のダークファンタジーマンガです。過去に2度アニメ化されており、現在は季刊誌「ジャンプSQ.RISE」にて連載中です。

 ラビはアレンと同じく、黒の教団のエクソシストです。同時に、世界の裏歴史を記録するという使命を持つ「ブックマン」の後継者でもあり、教団に入ったのはその記録のためです。明るく気さくなムードメーカーであるものの、その明るさは周囲になじむための手段のように見えることも。

 そんなラビは、任務のために中国へと渡っていたところ、千年伯爵をはじめとした「ノアの一族」の襲撃を受け、ブックマンとともに拉致されてしまいます。ノアたちは、「14番目のノア」と呼ばれるネアの情報を入手するためにラビたちを拉致し、ブックマンから情報を引き出そうとラビを拷問します。

 寄生蟲(ポワズ)を体内に入れられたり、壁にたたきつけたりと、拉致後かなりのひどい扱いをうけているラビ。しかし、黒の教団側は彼らがどこに拉致されているかを知らず、助けに行くこともままならないようです。ラビが拉致された第200夜(第200話)が掲載されたのは、2010年の11月。第207夜でも捕らわれている様子が描かれますが、拉致からは実に12年もの月日が経っています。ラビとブックマンが解放される日は、いったいいつ来るのでしょうか。

■牢から出てきたものの…つらすぎな結末に

『魔法騎士レイアース』連載プレ30th記念として発売された『CLAMP PREMIUM COLLECTION 魔法騎士レイアース』第1巻(著:CLAMP/講談社)

●『魔法騎士レイアース』エメロード姫

 中学2年生の獅堂光(しどう・ひかる)は、社会見学で東京タワーに来ていました。同じく社会見学で龍咲海(りゅうざき・うみ)、鳳凰寺風(ほうおうじ・ふう)もその場に来ており、何気なくお互いを見ていました。彼女たちの視線が交差したそのとき、東京タワーはまばゆい光に包まれたのです。

「この『世界』を助けて……伝説の魔法騎士(まじっくないと)たちよ」。瞳に涙をたたえた美しい少女が、3人に語り掛けます。すると、3人の立っている場所だけが水のように変化し、彼女たちは東京タワーから落下。しかし落ちていった先は、明らかに異世界で――?

『魔法騎士レイアース』(作:CLAMP/講談社)は、伝説の「魔法騎士」に選ばれた3人の少女が、召喚された異世界を救うために、魔法を駆使し魔神に乗って戦う作品です。本作は1993年~1996年の連載を経て完結していますが、2022年10月には「連載プレ30th記念」として、カバーイラスト描きおろしの新装版が発売されました。

 エメロード姫は、光・海・風の3人を異世界・セフィーロに召喚した張本人です。「信じる心が力になる」国・セフィーロの「柱」として、自分の感情を排し、セフィーロの平和だけをただ祈るという重い使命を課せられています。

 そんな彼女は神官・ザガートにさらわれ、水の牢屋に閉じ込められることに。エメロード姫はセフィーロの平和を守るため、牢屋のなかから光たちを召喚します。光たちは徐々に魔法を覚え、魔神を乗りこなし、ザガートをやっとの思いで倒しますが、エメロード姫の願いは「セフィーロを救うこと」。その真意は、「ザガートを愛し、セフィーロの平和を祈れなくなった、自分自身を殺してもらうこと」だったのです。

 閉じ込められていた水の牢屋も、平和だけを祈ることができなくなった自分を律し、ザガートへの気持ちを忘れるためのものでした。しかし、ザガートを倒された怒りと憎しみで、エメロード姫は豹変。水牢から出て、その強さで魔法騎士たちを圧倒します。しかし、かすかに残っていた良心が光たちに全てを話し、「ザガートのもとへ行かせて」と懇願。3人は涙を流しながら彼女を倒し、エメロード姫はやっと「解放」されたのでした。

 連載中ほぼ閉じ込められて(閉じこもって)おり、やっと牢から出たかと思えば、自らの願いにより倒されてしまう、エメロード姫。そのあまりに悲しい結末は、少女向けマンガ雑誌「なかよし」の作品としては、当時異色の作品でした。出版社である講談社は2022年10月から2023年1月4日まで、YouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」にて、アニメ『魔法騎士レイアース』全49話を順次無料配信しています。

* * *

 人気があるにもかかわらず、年単位で閉じ込められてしまう「閉じ込められすぎキャラ」たち。この時点ですでに不遇ではありますが、せめてまだ生きているであろうふたりには、早く解放されて活躍を見せて欲しいですよね。彼らがいつ解放されるのか、今後のストーリー展開にも要注目です。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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