『チェンソーマン』はマネできる必殺技が少ない問題 「そもそも子供は見ているのか？」

■「コン」と「ぱん」ならマネできそう？

　バトルマンガには必殺技がつきものです。近年のヒット作であれば、『鬼滅の刃』の「○○の呼吸」や『呪術廻戦』の「領域展開」、古くは『DRAGON BALL（ドラゴンボール）』の「かめはめ波」や『幽☆遊☆白書』の霊丸などがあり、子供時代、一度はマネしたことがあるでしょう。このように人気作品にはマネしやすい必殺技が少なからず存在するのですが、ネット上では「『チェンソーマン』にはマネできる必殺技がない」というトピックが大きな話題になりました。ファンからは、さまざまな意見が噴出しています。

『チェンソーマン』とは2018年12月より「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数1600万部（電子版含む）を突破する藤本タツキ先生の大人気マンガです。2022年7月13日からはマンガアプリ「少年ジャンプ＋」にて原作2部の連載がスタートし、最新話が更新されるたびにTwitterではトレンドにあがる人気です。また、2022年10月から待望のTVアニメが放送中で、こちらも連載と合わせて大注目されています。

　そんな今、アニメ＆マンガとも最もアツい作品といっても過言ではない『チェンソーマン』の主人公・デンジは、胸のスターターロープを引っ張ると頭と手からチェンソーが生えた武器人間、「チェンソーマン」に変身します。

　とはいえ戦闘時は『鬼滅の刃』のように技名を口にしながら武器を振りかざすこともなければ、「かめはめ波」のような光線を打つこともありません。ただひたすら敵をチェンソーで木っ端みじんにしていくだけなので、子供がマネできるような必殺技がほとんどないのです。

　一方で、デンジ以外にも目を向ければ、マネできそうな技はいくつかあります。たとえばデンジの先輩にあたるデビルハンター・早川アキの狐の悪魔を呼び出す際の合図「コン」や、内閣官房長官直属のデビルハンター・マキマの「ぱん」など。「○○の呼吸」や「かめはめ波」ほどの迫力はありませんが、マネはできそうです。

　またネット上では「ちょっと待て。田中脊髄剣を忘れてるぞ！」「サムライソードの構えもカッコいいと思うけどな」「本気のハロウィンならできるだろ」「そもそも今の子供たちって『チェンソーマン』観てるのか？」といった意見が寄せられていました。大人になった皆さんが、マネしてみたい『チェンソーマン』の技はありますか？

（マグミクス編集部）