『ワンピ』レイリーが解決したピンチ多すぎ 「いつか死ぬ？」と不安の声も

■レイリーが登場したらすべて解決！？

『ONE PIECE』のシルバーズ・レイリーといえば、強い＆かっこいいおじいさんキャラで人気の実力派です。最近ネット上では、「レイリーが『なんとかする場面』がめっちゃ多くない？」と話題になっていました。

※この記事は『ONE PIECE』の単行本未収録、未アニメ化の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　かつて、ロジャー海賊団の副船長を務めていたレイリーは海賊王の右腕と称され、その強さと実力から「冥王」とも呼ばれています。現在は引退してシャボンディ諸島でひっそりとコーティング職人をやっていますが、老いてもその強さに衰えは見られません。ルフィに覇気を教え、鍛え上げた師匠でもあります。

　レイリーの活躍は、麦わらの一味とレイリーが出会ったシャボンディ諸島でのエピソード中にも複数見られました。ヒューマンショップでは、レイリーがはっちゃんの友人である人魚のケイミーに仕掛けられた時限爆弾付首輪を外し、救い出しています。

　さらに、麦わらの一味を逃がすために、海軍大将の黄猿を足止めしました。光の速さの蹴りを足技で逸らし、高速移動の技も剣で防いでいます。ルフィが一味に向かって「逃げることだけ考えろ！ 今の俺たちじゃあこいつらには勝てねェ！」と、潔く撤退を指示するほどの相手を足止めしたレイリーに、「頼もしすぎる」「まじで心強い。かっこいいな」「歴戦の強者感がすごい」と、読者もほれぼれしていました。

　レイリーが救ったのは、麦わらの一味だけではありません。「ワノ国編」終幕後には、アマゾンリリーにて、黒ひげ海賊団と海軍の襲撃を受けていたハンコックを助けています。ハンコックを説得し、黒ひげやコビーら海軍勢を脅して、平和的にその場を収めました。圧倒的な覇気を放ち、「誰も余計なマネをせず……島を出たまえ」という場面には、またも読者から「かっこよすぎ」「もっと出番増やして欲しい」「どうやって移動してきたのか分からない、神出鬼没ぶりも好き」と、支持を集めています。

　しかし、レイリー自身はその後「あの状況だから助けられたが私も歳をとった」「今の『黒ひげ』に正面からは勝てやしない」とも話していました。このセリフには、「今後レイリーが黒ひげにやられる展開が来そうで怖い」「超かっこいい師匠キャラだけに、黒ひげとかの敵対勢力に負ける流れがありそうで不安だ……」「強すぎて、いつかは退場させなきゃいけないキャラの気もする」などの声も、多く上がっています。

　かつて、白ひげが黒ひげたちにとどめを刺されて殺された過去もあるため、やはり「旧世代の強キャラはいつか退場するのではないか」と、恐れているファンが多いようです。「死ぬとしてもレイリーほどの男なら、その前にとんでもなく重要な役割を果たすのでは」「ジジイキャラの散り際はマンガの醍醐味だから、正直期待してる」と、最期が訪れるとしても、かっこいい見せ場となることを期待している人もいました。はたして、最終章でレイリーは、どのような活躍を見せるのでしょうか。

（マグミクス編集部）