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2022年の新作アニメは約200本!ダークホース的な存在感を放ったオリジナル作品3選

マグミクス / 2022年12月10日 11時30分

2022年の新作アニメは約200本!ダークホース的な存在感を放ったオリジナル作品3選

■約200本のアニメが放送・配信された2022年を振り返り!

 2022年もたくさんのアニメが放送・配信されました。コロナ禍の影響もあり、放送が延期された作品などもありましたが、それでも新たに生まれた作品は約200。さらに映画やOVAなども多数ありました。

 マンガやライトノベルをはじめ、原作のある作品が多いのは例年通り。しかし2022年は、オリジナルアニメの傑作が毎クールあったのも印象的です。今回はそのなかから筆者がダークホース的な存在感を放ったと感じる3本を紹介します。

●『時光代理人 -LINK CLICK-』(冬クール)

 中国発のアニメでは過去最高クラスで世界的に評価された、『時光代理人 -LINK CLICK-』が、冬クールに日本で放送されました。本作は、写真の世界に入ることができる能力を持つトキと、写真の撮影後12時間の出来事を把握できるヒカルというふたりの男性が次々に舞い込む依頼を解決していくSFサスペンスです。

 ただし単なるサスペンスではなく、人間ドラマの側面も強く泣ける話や興味深い話も多いのが特徴です。さらにストーリー構成もすぐれており、終盤の衝撃度は2022年屈指でしょう。また絵も美しく、見ごたえ十分。賛否両論あったものの話題となった最終話を経ての第2期の制作も発表されています。

●『BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-』(春クール)

『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』ビジュアル (C)BNP/BIRDIE WING Golf Club

 スカッと楽しい作品を求めるなら、女子ゴルフを扱う『BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-』がおすすめ。本作はヨーロッパのとある国で賭けゴルフをして生活するイヴと、大企業の令嬢でエリートゴルファーの葵という対照的なふたりの少女を中心に描かれる青春ストーリーです。

 本作の魅力は多数あります。荒唐無稽なゴルフ描写や展開(特にマフィアも大きく話にからむ中盤までがすごい)、ありきたりな文句ですが個性的すぎるキャラクター(匂いで相手の感覚を狂わせる!)、唐突な小ネタ(おもに『ガンダム』関連)、そしてそれらを踏まえてなお胸を熱くさせるストーリー……と見どころは盛りだくさん。こちらも続編が発表済みで、『Season 2』は2023年4月に放送される予定です。その放送前にぜひチェックしておきましょう。

●『ちみも』(夏クール)

『ちみも』ビジュアル (C)ちみも

 気軽に見られるコメディでは『ちみも』が出色の出来でした。タイトルにある「ちみも」とは本作に登場する地獄からやってきた12匹の謎の生き物のこと。人間界を地獄化するため、地獄からやってきたちみもと鬼の形相の地獄さんは、とある3姉妹が生活する家に居候することになります。

 物語は1話2エピソード構成で進みますが、どの話もかわいらしいルックスからイメージされる通りハートフル。本作を制作するシンエイ動画の『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』の雰囲気をベースに、『銀魂』などで知られる高松信司監督(本作ではぴのあると名義)らしい安定感あるギャグや少しのブラックさもあり、多くの人を笑顔にさせられそうな快作でした。

 ここまで挙げた作品のほかにも、2022年はたくさんの傑作アニメが生まれました。2023年を迎える前に、自分が楽しんだ、そして強く印象に残った作品をじっくり振り返ってみるのも一興でしょう。

(はるのおと)

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