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2022年「ゲーム年末商戦」の行方は? 「年末年始にプレイ」もオススメ3選

マグミクス / 2022年12月9日 17時10分

2022年「ゲーム年末商戦」の行方は? 「年末年始にプレイ」もオススメ3選

■この年末を席巻する注目作3本! 今年の冬は、どれをお供にする?

 2022年も終わりが近づいてきました。ですが、ゲーム市場にとっての年末は注目作が相次ぐ時期でもあり、今年も気になる作品が目白押しです。

 いずれも目移り必至なラインナップですが、さまざまな作品が並ぶなかでもひときわ輝く期待作があります。どのゲームがこの年末を制するかはまだ分かりませんが、特に有力と思われる3作品をピックアップ。見逃すには惜しいビッグタイトルの登場をチェックするもよし、この年末年始にプレイする候補に加えるもまたよし。お好みのスタイルでご覧ください。

●『ポケモン』最新作は、オープンワールドでかつてない冒険が!

 年末に向けた動きはすでに幕を開けており、いち早く『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が11月18日に発売。ゲームボーイソフトから始まった本シリーズが26年の歩みを経て、この最新作へと繋がりました。

『ポケモン』のメインシリーズは携帯ゲーム機で展開していましたが、ここ数年はNintendo Switchに進出し、その性能に見合うパワーアップを遂げています。特に本作で大きく変わった点は、フィールドのオープンワールド化。繋がった広大な世界が、プレイヤーの冒険心をこの上なく高めることでしょう。

 しかもゲームの進行も形を変え、これまでのように決まった順序で進む必要はありません。どこへ行くのか。最初に挑むジムはどれにするか。目指す先や目的をプレイヤー自身が決めるため、自分の意思で冒険に取りかかれます。

 また物語自体も、各地のジムを巡ってチャンピオンを目指す「チャンピオンロード」といった従来に近いストーリーだけでなく、珍しい食材を探す「レジェンドルート」や、問題児の集団「スター団」と戦う「スターダスト★ストリート」など、3つの物語を用意。ルートも自由な上に、物語そのものも大きな広がりを見せています。

 そんな主人公の物語と冒険を力強くサポートしてくれるのが、伝説のポケモン「コライドン」と「ミライドン」。バイクのように素早い移動を可能とし、崖や海などが立ちはだかっても、それを乗り越える力強さも備えています。高台から滑空状態で空を飛ぶこともでき、このポケモンがいれば、壮大なオープンワールドの移動も苦になりません。

 自由な冒険が待ち受けている本作は、ひとりプレイだけでなく、最大4人のマルチプレイも楽しめます。オンラインを介したインターネット通信はもちろん、ローカル通信にも対応しており、みんなでワイワイと遊ぶ楽しさはシリーズ最新作でも健在。友達同士からプレイ人口の広がりも期待できますし、『ポケモン』シリーズは長く売れる傾向にあるので、年末の勝者になる可能性は十分あります。

■『ポケモン』に立ち向かうのは、スクエニの二大シリーズ!

カミュとマヤの子供時代を描く『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』

●『ドラクエXI』のスピンオフで、カミュとマヤが活躍

『ポケモン』は、国内でも指折りの人気シリーズ。その最新作となれば、そこらのタイトルでは到底太刀打ちできません。ですが、『ポケモン』1作目からさらに10年遡った1986年に誕生し、RPGの楽しさを広く伝えた第一人者『ドラゴンクエスト』シリーズならば、対抗馬として十分でしょう。

 発売済みの『ドラクエ』シリーズのナンバリングは、現時点では2017年に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が最も新しい作品です(後にバージョンアップ版を2019年・2020年に発売)。次回作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の制作が現在進んでいるものの、こちらの続報はまだなく、新情報はもう少し先になりそうです。

 しかし『ドラクエ』シリーズの展開は、ナンバリングだけに限りません。派生作や外伝的な作品も数多く作られており、近年はスマホ向けの展開も活発化しています。そんな幅広い展開のなかでも特に注目を集めているのが、12月9日発売予定の『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に他なりません。

 5つの浮島を舞台とする本作は、自由な冒険とお宝探しに挑むトレジャーライフRPG。島にはそれぞれ、火山や砂漠、氷原といった風土の異なる広大なフィールドが広がっており、波乱万丈な冒険を景観豊かに演出します。

 シリーズを彩るお馴染みのモンスターたちが登場するのはもちろんですが、最も大きな見どころは『ドラクエXI』のカミュとその妹・マヤが主人公を務める点です。まだ幼い少年少女のふたりが、お宝を目指す冒険に臨みます。

『ドラクエXI』のなかでもカミュはかなり人気が高く、今回の抜擢に喜んだ方も多数。また、同作品では脇役に留まったマヤでしたが、今回は一変して主人公に。大躍進と言ってもいいほどです。

 時間軸上は前後しますが、『ドラクエXI』でカミュと一緒にお宝さがしの旅に出たいと語っていたマヤの夢が、この『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』で叶うのは、『ドラクエXI』ユーザーにとっても胸が熱くなる展開。見逃せない人も多く、本作の盛り上がりに拍車をかけることでしょう。

●PSP時代の名作が、リマスターで蘇る!

 初代PlayStation向けに登場し、同ハードの盛り上がりに大きく貢献した『ファイナルファンタジーVII』(以下、FFVII)。その名作を3部作で蘇らせるリメイクシリーズが現在展開しており、その第1弾にあたる『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、FFVII リメイク)が2020年4月10日に登場しました。

『FFVII リメイク』は、グラフィックのみならずストーリー面も深く掘り下げられ、大きな話題に。そのなかで、「オリジナル版とは異なる展開を迎えるのでは?」と予感させる場面もあり、今後の展開にも関心が集まっています。

 その続編にあたる『ファイナルファンタジーVII リバース』(以下、FFVII リバース)が来冬に訪れる予定ですが、気になるのは未来の話だけではありません。『FFVII』の前日譚を描いたPSPソフト『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』をベースに、HDリマスター化した『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』が、12月13日に発売されます。

 HDリマスターと一言でいっても、手の入れ具合は作品ごとにさまざま。本作では、登場するキャラクターを含めた全ての3Dモデルを一新し、現代に合わせたビジュアルへと大きく進化しています。

 改良されたバトルシステムは快適さが増し、フルボイス対応により臨場感も向上。一部楽曲のアレンジも行われ、オリジナル版を経験したユーザーにとっても刺激的な作品となることでしょう。

『FFVII リメイク』が登場し、続編の『FFVII リバース』まで間があるこの時期に、『FFVII』の前日譚をプレイして今後の展開に備えておきたいユーザーも多いはず。この冬も、シリーズファンが『FFVII』関連作に熱い視線を送ることでしょう。

●この年末を制するのは誰だ?

『ポケモン』の新作がたびたび年末を賑わせており、その流れを踏まえると『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が有力候補と言えるでしょう。一足早く発売しましたが、クリスマス向けとしての需要も高いので、むしろこのスタートダッシュが有利に働く可能性も。

『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』はナンバリングシリーズでこそありませんが、外伝的な位置づけなので、『ドラクエXI』ファンに訴求できる点が強み。もちろん、同様の強みは『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』も備えているので、やはり侮れません。

 このほかにも、年末に向けてさまざまタイトルが揃い踏み。果たしてどの1本が、今年の年末を制するのか。今後の展開も実に楽しみです。

(臥待)

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