周りもドン引き？ 『ハンター×ハンター』読者が「衝撃を受けた場面」が話題

■衝撃を受けた『HUNTER×HUNTER』の名シーンといえば？

　2022年10月24日から、約3年11カ月ぶりに「週刊少年ジャンプ」での連載が再開されたマンガ『HUNTER×HUNTER』（作：冨樫義博）は、先が読めないスリリングな展開が魅力のひとつです。ページをめくったら、まさかの場面にギョッとしてしまうことも珍しくありません。

「『おそろしく速い手刀　オレでなきゃ見逃しちゃうね』の人が、生きたまま念魚に食べられる」「グリードアイランドでゲンスルーが、カード集めに協力してくれたメンバーを一斉に爆殺」「ポックルがネフェルピトーに脳みそをいじられる」……など、「グロ描写」にショックを受けた人も多いようですが、今回は、残虐な場面以外に、読者が読んでいて「衝撃的だったシーン」についてご紹介します。

『HUNTER×HUNTER』の衝撃的なシーンとしてよく例に出されるのが、主人公・ゴンがキメラ＝アントの強敵・ネフェルピトーを倒すために「覚醒」したシーンです。カイトの死を知り絶望したゴンは、「もう　これで　終わってもいい」という覚悟のもと、ピトーを倒せるまでの年齢に「強制的に成長した姿」へと覚醒しました。

　自身の背丈以上に伸びた髪は天に向かって真っすぐと逆立ち、身に着けていたタンクトップや短パンがはち切れんばかりの、鍛え上げた肉体が出来上がります。あまりの変貌ぶりに、ネット上では「頭から邪悪なオーラが出ていると思ったら、伸びた髪の毛だった……」「ゴンのことを『ゴンさん』と呼ぶようになった」と、今でも衝撃シーンとして人気を集めています。

　見た目の変貌の驚きといえば、ビスケの「本当の姿」を初めて見た際の衝撃を語る声も多いです。ビスケは可愛らしい少女の見た目ながら、ゴンやキルアの師匠になるほどの実力を持った、ベテランハンター。そんな彼女が真の姿を見せたのは、グリードアイランドでのバラ戦でした。バラと対峙したビスケは、筋骨隆々の本来の姿となり、相手を圧倒します。ビスケ本人は嫌がる、普段の華奢な姿とのギャップに、多くの読者が衝撃を受けたようです。

　意外なところでは、「ヒソカの『股間の吹き出し』の位置が動いた場面」を挙げる意見もあります。それは、「グリードアイランド編」にて、全裸で水浴び中のヒソカにゴンとキルアが遭遇したシーンで、興奮したヒソカが「ボクの見込んだ通り……」「キミ達はどんどん美味しく実る……」というセリフを言った際のことでした。全裸のヒソカの「大事なところ」を隠すように、描かれているセリフの吹き出しが「ボクの～」の1コマ目から、「キミ達は～」の2コマ目で、「グググ…」と大きく上昇しているのです。

　ヒソカの「興奮状態」をセリフの吹き出しで演出する表現力と、ヒソカの「変態ぶり」に思わず衝撃を受けた読者が多かったようで、「ヒソカも冨樫先生も変態すぎる」「ヒソカのアレを見たゴレイヌさんがドン引きしているのに、ビスケがうれしそうなのが笑った」と、さまざまなコメントがありました。

（マグミクス編集部）