『ワンピース』ベガパンク博士の「悪魔の実」考察が話題！ 根拠に「説得力ある」「腑に落ちた」

■仮説が本当なら、実在しそうな「悪魔の実」と言えば？

『ONE PIECE（ワンピース）』の1069話「万物は望まれて、この世に生まれる」にて、ベガパンクが「悪魔の実」について「ある仮説」を立てていることが明かされました。この記事では、この仮説について考察していきます。

　※この記事には2022年12月12日に発売された、「週刊少年ジャンプ」2023年2号に収録されている1069話「万物は望まれて、この世に生まれる」の内容を含みます。

　ベガパンクは、1069話で「悪魔の実」が造られた理由についてひとつの可能性を話しました。その仮説とは、「『悪魔の実』とは誰かが望んだ『人の進化』の可能性である！」というものでした。また、能力者がカナヅチになってしまう理由を「その『不自然』は、自然の母『海』に嫌われる」と語っています。

　確かに、能力者自身が「悪魔の実」を食べたあと後悔した、と描かれることはほとんどありません。心のどこかで考えていた自身の欲望が「悪魔の実」と引き寄せられていった、と考えれば、納得がいきます。

　このベガパンクの仮説を読んだ読者からは「かなり説得力ある」「すごく腑に落ちた！」など納得する声があがっています。今後、夢のような「悪魔の実」が登場するのも時間の問題かもしれません。

　もし、この仮説が真実であれば、人間の三大欲求である、食欲、睡眠欲、性欲についての「悪魔の実」があってもおかしくありません。食欲についての「悪魔の実」といえば、シュトロイゼンの「ククククの実」や、ワポルの「バクバクの実」が思い浮かびます。

　睡眠欲についての「悪魔の実」はいまだに登場していません。ブルックの眠り歌・フランやジャンゴの催眠術などの手段があるため、睡眠欲に関する「悪魔の実」は今後も登場しない可能性が高そうです。

　そして、性欲についての「悪魔の実」は、（必ずしも全員が同じ使い方をするとは思いませんが）「スケスケの実」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？　サンジと同じ「夢」を持つ人は『ONE PIECE』の世界でもかなり多そうです。

　ほかにも、「『カゲカゲの実』はどういう欲望？」「『ジャケジャケの実』を生み出した人はマニアックな趣味だったんだな……」など、どんな欲望によって生まれたのか、「理由」を考察する読者も多いようです。もし、自身の望みが叶うなら、どんな「悪魔の実」を手にしたいですか？

（マグミクス編集部）