ジャンプ作品を代表する「名言」といえば？ 名もなき「かませ犬」のひと言

■「ジャンプ」マンガと知らなくても知っている名言も！

　これまで数多くのヒット作を輩出してきた「週刊少年ジャンプ」。名作と呼ばれる作品には、必ずと言っていいほどファンの心に残る名言があります。なかには、マンガの内容は知らなくても、そのセリフは知っているという方も多いはず。「ジャンプ」作品を代表する名言をいくつかご紹介します。

「ジャンプ」作品のなかでも飛び抜けて有名な名言が、『北斗の拳』のケンシロウが言い放つ「おまえはもう死んでいる」でしょう。誰もが一度は聞いたことのあるセリフですが、実は原作では一度だけしか言われていません。しかし、アニメではこのセリフが多用されたため、視聴者の印象に強く残る名言となりました。

　同じく有名なのが『キャプテン翼』の「ボールはともだち」です。主人公の翼がサッカーボールを怖がるチームメイトを励ますために言ったセリフですが、多くのサッカー少年たちがボールを蹴りながら真似たセリフではないでしょうか。『キャプテン翼』のイベントや書籍の名称にも取り入れられるなど、作品を代表するセリフのひとつです。

　読者にとてつもない衝撃を与えたという意味では、『ドラゴンボール』でフリーザが口にした「わたしの戦闘力は530000です」も有名です。このセリフでフリーザの強さが、悟空やベジータとはケタ違いであることが発覚しました。ネット上でも当時を振り返って「530000はぶっちゃけゾクッとした」「桁がでかすぎて5万3千と見間違えてた」など、驚きや絶望の声があがっていました。

　また、「迷言」としてファンの間で話題になったのが『HUNTER×HUNTER』の「オレでなきゃ見逃しちゃうね」です。幻影旅団を倒すために雇われた殺し屋が監視カメラに映った団長・クロロのとてつもなく速い手刀を見て言ったセリフですが、その後クロロにあっけなく倒されてしまいました。この名もなきかませ犬キャラに対して、ネット上では「団長の手刀を見逃さないのはすごい」「クロロに念能力使わせてる時点で強い」など擁護の声が多くあり、「団長の手刀を見逃さなかった人」としてネタ的に親しまれています。

（マグミクス編集部）