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『ワンピ』ファンが長年遊んできた「ヒグマがラスボス」説 「実は元大将」

マグミクス / 2022年12月28日 11時50分

『ワンピ』ファンが長年遊んできた「ヒグマがラスボス」説 「実は元大将」

■第1話にだけ出てくる分、逆に記憶に残る?

 人気長寿マンガ『ONE PIECE』の第1話にだけ登場したキャラが、山賊・ヒグマです。初期中の初期のザコキャラのため、もう覚えていない方も多いのではないでしょうか?

 ルフィが幼少期を過ごしたフーシャ村にて、ヒグマはシャンクスとの争いで、人質にとった幼いルフィを海に蹴り落とした後、「近海の主」に丸呑みにされて死んだことになっています。ところがその後、「ヒグマが実は生きている」「ラスボスなのでは?」という考察(?)が、一部のファンの間で話題になっていったようです。

 まず、意外にもヒグマが生きていると思われる、「根拠」もあります。それは公式が発売しているファンブック「VIVRE CARD ONE PIECE図鑑」のキャラ紹介欄に、「享年」が書かれていないから、というものでした。作中で死亡したエースや白ひげにはしっかり享年の表示があるのに、なぜかヒグマには享年が書かれていません。もし、本当に死んでいないとしたら、再登場する可能性もあるのでしょうか?

 この生存説にともない、「実は『海王類を操る能力』の持ち主で、近海の主の口のなかにいてシャンクスの腕を奪った」「シャンクスは近海の主ではなく、ヒグマに対して『うせろ』と睨んでいた」と、「ヒグマ強い説」も盛り上がっています。

 また、一部で注目されているのは、シャンクスに対する「56人殺したのさ てめェのように生意気な奴をな」という、ヒグマの発言でした。もちろん、ヒグマはこのときシャンクスが元「海賊王のクルー」で、すでに鷹の目のミホークと互角に戦っていることなどは知らないはずです。また、957話にてブランニュー准将が「(シャンクスが)四皇になって6年」と語っていたので、当時はまださすがに四皇レベルの強さではありません。

 しかし、このセリフに対して、「「未来の四皇レベルを大量に殺してるなら最強じゃねーか!」「もしかして昔は六十皇いて、ヒグマが四皇に減らしたんじゃ?」と、反応する人びともいます。確かにヒグマの発言が「真実」なら、一気に「ラスボス候補」に上がってくるでしょう。

 さらに「ヒグマは元海軍大将『緋熊』なのでは?」との説まで浮上していました。海軍大将のキャラクターの通称には赤犬・黄猿・青雉・藤虎・緑牛など「色+動物」という法則があるのですが、ヒグマもこの法則に乗っ取れば「緋(色)熊」になります。

 しかし「これが海賊って輩かい…… 初めて見たぜ」というヒグマの発言もあるため、「元海軍大将」と言うのはちょっと考えすぎの気がします。ただ、「何かの事件で記憶を失って、海軍時代の通り名と、海賊を56人殺したことだけ、うっすら覚えているのではないか」と、無理やり考えることもできる……かもしれません。

 ネット上では「今考えると、シャンクスから逃げたヒグマ最強」「第1話のかませキャラがラスボスだったら伏線すごすぎ」「ウープ・スラップ村長もただの口うるさい人だと思ったら、意外と重要な事実を知っているキャラだったし、1話に登場している人間は全員使い捨てじゃないかもしれない」と、乗り気な声の一方で、「ラスボスが山賊はさすがにないだろ(笑)」「ルフィが勝ったら山賊王になっちゃうじゃん」という意見もありました。

 物語が進むにつれて、もともと可能性の低かったヒグマの「生存、ラスボス説」はどんどん薄くなっています。シャンクス・黒ひげ・イム様など、強力なラスボス候補が数名いるなかで、はたして山賊・ヒグマが再び登場することはあるのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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