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信じられない!新作が実現し、ファンが「集団幻覚」だと思ったゲーム3選

マグミクス / 2022年12月30日 14時25分

信じられない!新作が実現し、ファンが「集団幻覚」だと思ったゲーム3選

■待望の新作の実現で、逆に動揺するファンも

 2022年12月9日、優れたゲームを表彰する世界的なイベント「The Game Awards」において、あるゲームの最新作が10年ぶりに発売されるというニュースが世界中で話題となりました。

 そのゲームとは、自分だけのオリジナルロボットで立体的なフィールドを舞台に戦う『アーマード・コア』です。カスタマイズ性が高い反面、難易度も高い同シリーズには根強いファンも多く、全く関係のない話題に対して「◯◯が起きる」「しかし体は闘争を求める」「アーマードコアの新作が出る」という「大喜利」が、頻繁に生み出されていました。

『アーマード・コア』の新作が本当に出ることについて、Twitterでは信じられない人たちによる「本当に? 今日って4月1日だっけ?」「落ち着け、まだ公式が勝手に言っているだけかもしれん」などのツイートが連発され、「集団幻覚」「エイプリルフール」がトレンドに入る事態も起こっています。

 今回は、上記のような「集団幻覚」が話題になるほどに、新作が待たれていたゲームと、発表の際のSNSの声を紹介します。

●「ソシャゲ界のサグラダファミリア」とまで称された、アプリ版『ウマ娘 プリティーダービー』

 実在した競走馬を美少女化、その活躍を描いたメディアミックスコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』は、2022年上半期日本のモバイルゲーム収益が82億ドルを記録するほどの、大人気コンテンツです。

 そんな絶好調にも思える「ウマ娘」ですが、実は2018年冬に予定されていたゲームアプリのリリースが「さらなるクオリティー向上のため」に配信延期され、ファンは事前登録をして待つしかありませんでした。2021年2月にリリースが発表された際も、「ソシャゲ界のサグラダファミリアがついに完成した」「『エヴァ』よりも『ウマ娘』が早かったとは」と、にわかに信じ難いファンが続出していたのも、なかなか進捗が見られなかったためでしょう。この発表でも、「集団幻覚」がトレンド入りしました。

 約2年遅れでのリリースとなった『ウマ娘』ですが、たしかに2017年のプロジェクト発表時に公開されたPVよりも、グラフィックが格段に進化しています。当初はレースでの走り方はジョギングのような印象でしたが、現在はどのウマ娘も前傾姿勢で走っており、ライブ映像も熱気が伝わってくるようなリアルなものとなっていました。正式なリリースまで2年もの時間がありましたが、ファンたちは映像の進化に「これだけすごいなら待った甲斐があった」と納得しているようです。

■まだ「幻覚のまま」なゲームも?

インターネット中心の世界を先取りして描いていたことでも話題! 画像は『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』パッケージ(カプコン)

●集団幻覚の代表格がついに実現!『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』リメイク

「集団幻覚」の代表例として、「ポケットモンスター」シリーズの『ダイヤモンド・パール』のリメイク、「ダイパリメイク」が挙げられます。ポケモン関連の新作情報が発表される「Pokemon Presents(ポケモンプレゼンツ)」はもちろん、任天堂ソフトの新作が発表される「Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)」などの映像コンテンツの事前予想でも、「今度こそ『ダイパリメイク』発表されないかな」と淡い希望を抱くファンが見られ、高い期待度がうかがえました。

 オリジナルが発売されてから10年経った2016年頃から、たびたび話題を呼んでいた「ダイパリメイク」でしたが、ついに2021年2月にリメイクとなる『ブリリアントダイヤモンド』『シャイニングパール』が発売されることが正式に発表され、Twitterには喜びの声が続出。

 発表直後はサプライズに喜ぶ一方、「現実味がなさすぎて3回確認した」「公式の逆輸入じゃなくて?」と戸惑うファンも続出しており、やはり「集団幻覚」がトレンドに入っていました。ファンは念願が叶うと、逆に疑心暗鬼になるものなのかもしれません。

●俺たちの青春が帰ってくる! 「ロックマンエグゼ」シリーズ

 2001年から2005年にかけて、ゲームボーイアドバンスに向けて展開されたアクションRPG「ロックマンエグゼ」シリーズの10タイトルを収めた『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』の発売もまた、「集団幻覚」のひとつとして大きな話題を呼びました。

 それまでの「ロックマン」シリーズは、倒したボスの技を習得して戦う横スクロールのアクションゲームでしたが、「ロックマンエグゼ」シリーズは「3×12」のパネルの上を移動しながら集めたバトルチップでデッキを組んで戦う、「トレーディングゲーム」の要素が特徴的でした。インターネットが急速に発達した世界を舞台に、主人公の光熱斗(ひかり・ねっと)がロックマンと力を合わせて事件を解決していくストーリーも、当時プレイしていた人たちにとっては新鮮に思えたことでしょう。

『ロックマンエグゼ』シリーズは対戦も魅力のひとつですが、リメイク作品ではオンラインでの対戦が可能となり、Twitterでは「俺たちの青春が帰ってくる?」「エイプリールフールじゃなくて?」と驚きの声が多く飛び出しました。

 このほかにもビジュアルノベルゲーム『月姫』のリメイク(2021年8月26日発売)をはじめ、数々のゲームの新作やリメイクが実現するなか、まだ「集団幻覚」のまま残っているゲームが、『カービィのエアライド』です。カービィたちが、ワープマシンなどの「エアライドマシン」に搭乗して競い合うアクションレースゲーム、はシンプルな操作ながら完成度が高く、最新の映像技術で遊びたいファンが多いようで、2作目が待望されています。果たして、この「集団幻覚」が現実になる瞬間は来るのでしょうか……?

(田中泉)

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