2023年は注目ゲームタイトルが多すぎ! 上半期の「おさえておきたい」話題作7選
マグミクス / 2023年1月1日 17時30分
■シミュレーションRPGにオープンワールドの大作も
『ELDEN RING』に『Horizon Forbidden West』、『スプラトゥーン3』、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』と、2022年も魅力的なゲームが多数飛び出しました。こうした名作・話題作を、今じっくり遊んでいる人も多いことでしょう。
ですが、度を越してのんびりプレイしていると、2023年の注目作ラッシュに間に合わない恐れがあります。「そんな先の話、気が早いよ」と思われるかもしれませんが、実は2023年の上半期(1月~6月)に見逃せない注目作が毎月控えているのです。
もちろん、全員が全ての注目作を遊ぶわけではありませんが、プレイ時間が有限なのもまた事実。どの大作をプレイするかあらかじめチェックし、そこから逆算して2023年のプレイ予定を組み立ててはいかがでしょうか。
●『ファイアーエムブレム エンゲージ』:1月20日発売
年明け直後の1月は、プレイできるプラットフォームが一気に増える『ペルソナ3 ポータブル』や『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』も気になるところですが、完全新作に絞ると、まず目につくのが『ファイアーエムブレム エンゲージ』です。
ユニットを育てる楽しさと、一瞬の油断で取り返しのつかない事態を迎える緊張感が、忘れられないプレイ体験を織り成すシミュレーションRPG『ファイアーエムブレム』シリーズ。その最新作では、舞台や主要キャラクターを新たとする一方、シリーズ1作目の主人公「マルス」や、『聖戦の系譜』第1部の中心的人物「シグルド」、『烈火の剣』で活躍した「リン」、前作の主人公「ベレト」など、過去作から12人もの人気キャラクターが登場します。
しかもこの12人は指輪に宿る異界の英雄「紋章士」となり、本作の操作キャラクターに力を貸すといった役割を担うことに。その指輪を装備すると能力上昇やスキルの追加といった恩恵が受けられます。キャラクターと「紋章士」をどのように組み合わせて、数多の戦いに挑むか。あなただけの戦略が問われます。
●『FORSPOKEN』:1月24日発売
広大な異世界で、爽快かつクールなアクションが楽しみたい人は、1月24日にリリースされる『FORSPOKEN』が有力な候補となるでしょう。完全新規のIPなので、過去作や関連作などの知識は不要で、本作だけで十全に楽しめます。
主人公は、数多くの魔法を使いこなすことができ、刺激的で臨場感のある戦闘を体験可能。戦闘に役立つ魔法だけでもかなりの数になりますが、いずれも使い勝手や特徴が異なるので、使い分けることでより有利に戦局を左右できます。
また魔法は、戦いだけではく、オープンワールドで描かれる広いフィールドを縦横無尽に駆け巡る際にも役立ちます。魔法によるパルクールを駆使すれば、多少の段差や壁なら簡単操作だけで乗り切れるので、迂回する手間も省けます。しかもパルクールのモーションもスタイリッシュなので、その疾走感と合わせて爽快感も十分。大作のアクションを満喫したい方は、『FORSPOKEN』をチェックしておきましょう。
●『ホグワーツ・レガシー』:2月10日発売
オープンワールドのゲームを探しているなら、『FORSPOKEN』だけでなく『ホグワーツ・レガシー』も視野に入れましょう。世界的にヒットした小説「ハリー・ポッター」と同じ世界観を舞台に、あのファンタスティックな世界をオープンワールドで表現するアクションRPGです。
しかも本作は、「ハリー・ポッター」シリーズで初となる「1800年代のホグワーツ」を描きます。そのため、シリーズファンにとっても非常に興味深いですし、(過去の話なので)新規のユーザーにとっても入りやすい作品と言えるでしょう。
学生生活を通して魔法を学び、この世界に隠された真実を目指す冒険が待ち受ける『ホグワーツ・レガシー』。表現や手応えこそ異なりますが、「魔法×ファンタジー×オープンワールド」という共通点を持つ作品が立て続けにリリースされるのも、興味深いところです。
■ファン待望の人気シリーズ最新作がいよいよ登場!
待ち焦がれた大作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』も、いよいよ登場
●『オクトパストラベラーII』:2月24日発売
懐かしいドット絵のテイストと3DCGを融合させ、より美しく鮮やかに描いた「HD-2D」で表現されたRPG「オクトパストラベラー」シリーズ。その最新作にあたる『オクトパストラベラーII』が、2月24日に登場します。
2018年に発売されたシリーズと同名の1作目は、全世界出荷本数(ダウンロード版含む)が300万本超え。完全新規のターン制RPGで、ここまで人気を博したケースは近年ではかなりまれです。その1作目のゲーム性を引き継ぐナンバリングタイトルとなれば、俄然期待度も高まります。
今回も8人の主人公が活躍しますが、いずれも新たなキャラクターなので、前作未経験者でも問題なし。今回も、多彩な物語が織り成す冒険譚をたっぷりと楽しめることでしょう。また、戦闘はターン制ですが、「ブレイク&ブースト」による駆け引きが戦略性を生み、考える楽しみと大きなリターンが得られる戦いが味わえます。さらに新システムも用意される予定なので、待ち遠しさが募るばかりです。
●2020年に発売された前作『バイオハザード RE:3』:3月24日
サバイバルホラーアクションの金字塔といっても過言ではない『バイオハザード』シリーズ。ナンバリング展開が進む一方で、過去作のリメイクも平行して行われており、2020年に発売された前作に続く形の『バイオハザードRE:4』が3月24日に発売されます。
リメイクといっても千差万別ですが、グラフィックはもちろん現在の最先端レベルへと引き上げられており、オリジナル版と比較すればその変わりようは一目瞭然。きめ細かさはもちろん、光陰の表現や醸し出す雰囲気なども高いレベルで描かれています。
また、ストーリーにもリメイクの手が及んでおり、オリジナル版をベースに再構成。そのため、各キャラクターの深掘りなどにも期待が寄せられています。全てにおいてパワーアップを遂げ、没入感も増した『バイオハザード RE:3』。オリジナル版経験者であっても、見逃せない1作です。
●『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』:5月12日
ファミコンの時代から始まり、時代と共にさまざまなプラットフォームで活躍し続けてきた『ゼルダの伝説』シリーズ。その名を冠した作品はいつの時代も話題となりましたが、Nintendo Switchと同時発売の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、シリーズのなかでも群を抜く注目度を集めました。
本シリーズの「当たり前」を見直し、これまでにない切り口を意欲的に求めて取り組んだ『ブレス オブ ザ ワイルド』は、オープンワールドのなかに冒険と探索をちりばめ、新たな刺激に満ちた興奮を作り出すことに成功。その成果が正しく報われ、今年9月末時点で2779万本(全世界累計)もの販売記録を打ち立てました。
この名作の続編として、発表直後から関心を集めた『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が、5月12日に満を持して登場します。本作では、地上だけでなく空も舞台となり、冒険の広がりはかつてないスケールへと及ぶ模様。発売まで間があるため詳細はまだ明かされていませんが、2023年を代表する1本になる可能性を秘めており、発売が近づけば、ゲームファンの間で熱気が高まることでしょう。
●『ファイナルファンタジーXVI』:6月22日
『ファイアーエムブレム』や『ゼルダの伝説』と同様に、ファミコン時代から活躍を続けてきた『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング最新作『ファイナルファンタジーXVI』も、来年の6月22日に発売日を迎えます。
本シリーズのナンバリング作品は、毎年リリースされた時期もかなりありましたが、前作の『ファイナルファンタジーXV』が出たのは、『ファイナルファンタジーXIV』発売年から数えて6年後。そして、本作『ファイナルファンタジーXVI』は、実に7年の月日を経ての登場になります。
これまで本シリーズでは、「クリスタル」に重要な意味を持たせ、それを守るために戦うこともたびたびありました。ですが本作においては、「クリスタルの加護を断ち切るための物語」といった気になる一文を突きつけており、シリーズの象徴的な存在であるクリスタルをどう描くのか、興味が増すばかり。シリーズ初の本格アクションRPGがどんな刺激的なプレイ体験を創造するのか、当日が待ち遠しいばかりです。
(臥待)
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