0歳で保育園に入れて良かったの？ 葛藤していた母、保育士の言葉に涙

■保育園に入れる前は「不安」も多かった？

　息子の保育園でのエピソードを描いたマンガ「0歳9ヶ月で保育園に入れて」が、Instagramで1800以上のいいねを集め話題となっています。保育士さんから、息子が年上の園児たちの人気者だという話を聞いた母。園での楽しそうな様子を聞いて、入園前のことを思い出し……という内容で「ほっこりしました」「共感しました！」「泣けたー」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramで育児マンガを発表しているはちなな（ペンネーム）さんです。はちななさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　息子が7か月の頃から、成長記録と家族の思い出の記録として描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　保育園に入ってから、うれしかったり面白かったりしたエピソードがたくさんあり、まとめて記録しておこうと構想していたところ、そういえば1年前の今頃は不安だったなあと思い出しました。1年前の自分に、今の気持ちを届けるような気持ちで描きました。

ーー保育園入園にあたり、母としての葛藤はありましたか？

　復職するためには、入園は避けられないと受け入れていたので、シンプルに「ずっと一緒にいられなくなって寂しい」という気持ちでした。一方で、園でたくさんの経験をさせてもらえることへの期待もあったので、前向きに過ごせました。

ーー息子さんは保育園にはすぐ慣れましたか？

　最初はギャン泣きでした。慣らし保育のエピソードもInstagramに投稿していますが、1週間ほどで園を満喫するようになりました（笑）。

ーー保育士さんに対しては、どのような思いがありますか？

　本当に丁寧で優しく、どの子供もフラットにかわいがってくれる先生たちなので、感謝でいっぱいです。先生たちの労働環境が、クリーンであることを願っています。

ーー保育園入園にあたり悩んでいる親御さんたちに、メッセージはありますか？

　私から偉そうなことは言えませんが、園を見学して、もし違和感があったり不安の種を感じたりしたら、面談などで先生とよく話し合うのがいいと思います。保育園の嫌なエピソードや怖い話も聞きますが、いい先生もたくさんいるので、不安になりすぎずに過ごして下さい。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

　共感の声や、ご自身のエピソードを聞かせてくださる方もいました。

ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。

　描かなければ忘れてしまうような、小さな「しあわせエピソード」を記録していきたいと思っています。まだまだマンガや絵の練習がてら描いているので、スキルアップしたいですね。

（マグミクス編集部）