『ワンピース』エネルVSカタクリが実現！？ 作者の「予告」から参戦キャラを予想

■マンガファンを熱くさせる「敵同士の戦い」が実現！？

　先日の「ジャンプフェスタ 2023」に寄せられた、尾田栄一郎先生の直筆メッセージ。そこで『ONE PIECE』の原作が辿（たど）る今後の展開について言及されていました。いわく、「来年の原作ONE PIECEは、まさかの！！あいつとあいつが戦うの！？みたいなお話になります！」「タイトルをつけるなら『大・混・戦』！！誰も死なないで～！！」とのこと。

　わざわざメッセージとして発信するくらいなので、読者を大いに驚かせてくれる戦いが待ち受けているはず。もしかすると、「麦わらの一味」以外のキャラにスポットが当てられるのかも……。

　確かに古来より、「敵キャラ同士のバトルが好き」というマンガファンは少なくありません。最近でいえば、『HUNTER×HUNTER』のヒソカVSクロロ戦が読者を沸かせていました。このバトルに関しては、作者の冨樫義博先生も「私は主人公の敵同士が戦うという話が大好き」とコミックス34巻にコメントを寄せています。

　魅力的な敵キャラが多い『HUNTER×HUNTER』だからこそ実現できた展開でしたが、その点では『ONE PIECE』も負けていないでしょう。クロコダイル、エネル、ルッチ、ミホーク、カタクリなどなど、メインキャラと同等の人気を誇る敵キャラは数多くいます。

　作者自らが「あいつとあいつが戦うの！？みたいなお話」と公言している以上、ヒソカVSクロロ戦と比肩する戦い、あるいはそれ以上の戦いとなるはず……。もし同じようなインパクトを『ONE PIECE』で与えるなら、「クロコダイルVSルッチ」や、「カタクリVSエネル」といった意外過ぎるマッチングもあり得そうです。

　特にエネルの再登場を切望するファンは非常に多いので、新世界での戦いに彼が参戦することになれば、ヒソカVSクロロ戦レベルに盛り上がるのは間違いないでしょう

　また「大・混・戦」というワードからは、革命軍、海軍、バギーらのクロスギルド、麦わら大船団などが入り混じった戦いが繰り広げられることも予想できます。バルトロメオやキャベンディッシュを筆頭に再登場を望まれているキャラも多いため、それらを考慮に入れると可能性は無限ですね……。

　ちなみにネット上でも、「ドラゴンVSシャンクス」「クロコダイルVSドフラミンゴ」「クロスギルドVS黒ひげ海賊団」などと予想合戦が白熱しています。

　果たしてどんなマッチングが現実となるのでしょうか。2023年も『ONE PIECE』から目が離せません！

（ハララ書房）