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コナミ版マリオと呼ばれた『がんばれゴエモン』 大人の事情を乗り越え、新作は期待できる?

マグミクス / 2023年1月9日 17時40分

コナミ版マリオと呼ばれた『がんばれゴエモン』 大人の事情を乗り越え、新作は期待できる?

■令和に『ゴエモン』は復活する? いまだに復活希望の声が多い人気作

 一世を風靡したシリーズであっても、気付けば長年新作がリリースされていないというゲームは少なくありません。「がんばれゴエモン」シリーズはそのひとつでしょう。

 大泥棒・石川五右衛門をモデルにしたキャラ「ゴエモン」が異界感漂う江戸をキセル片手に暴れまわる実に気持ちのよいアクションゲームでした。アーケード用よりスタートした本作はファミコン用ソフトとして1986年に『がんばれゴエモン!からくり道中』が発売。以降スーパーファミコン、ゲームボーイ、ニンテンドー64、PlayStationと時代とともに機体を乗り換えつつ、多くのタイトルがリリースされてきました。その人気から一部より(別ゲームに例えられるのが名誉かどうかはさておき)、「コナミ版マリオ」と評されるほどでした。

 ゴエモンだけでなく、相棒でコミカルながらどこか不気味な「エビス丸」(モデルはゲームクリエイターの蛭子悦延氏)、からくり忍者の「サスケ」、くノ一の「ヤエちゃん」、巨大からくりメカ「ゴエモンインパクト」などタイトルを重ねるごとに絶妙にツボをついたキャラたちが集結。コミカライズ、アニメ化もされメディア展開も多く、このまま「クールジャパン」の文脈で世界に羽ばたいて欲しかったところではありますが……2005年に発売されたニンテンドーDS版『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』を最後に新作はリリースされていません。同年に前出の蛭子悦延氏や、山内円氏といった主要開発スタッフが「グッド・フィール」というゲーム会社を設立しており、どうやらチームは解散してしまっているようなのです。

 とはいえ希望はあります。この「グッド・フィール」は和風アクションゲームを今も手がけていますし、2021年にはKONAMIが自社タイトルを題材とした新作企画コンテストを開催。『ゴエモン』もそのコンテストの対象に含まれており、Twitterでトレンド入りを果たしました。(惜しくも『ゴエモン』企画は選に漏れてしましました)。

 ファン人気はいまだに健在。シリーズは少し止まっていようと「イズム」はバリバリ現役なのです。復活はきっとありえます! 一緒に、がんばろうゴエモン。

(片野)

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