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アニメのCGシーンに大絶賛と酷評、賛否両論「まだ違和感バリバリ」「動きが固い」

マグミクス / 2023年1月9日 15時10分

アニメのCGシーンに大絶賛と酷評、賛否両論「まだ違和感バリバリ」「動きが固い」

■日本のアニメCGはまだまだ発展途中!?

 昨今のアニメ作品では、CGを使った描写が多く使われ話題を呼んでいます。しかし過去のアニメ作品や原作マンガに慣れ親しんだ人びとの間では、賛否両論の声があがっています。アニメのCGシーンに対するさまざまなネット上の意見をまとめました。

 CG技術を用いた映像でファンを驚かせた作品といえば、2022年12月3日公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』です。公開に先駆けて発表された予告映像では、マンガタッチの質感でありながらCGによって滑らかに動くキャラクターたちの姿が映し出され、賛否両論が湧き上がりました。過去に放送されていたアニメの雰囲気とは異なることもあり、ネット上では「TVアニメ版が定着してるから違和感がすごい」といった意見も見られました。

 ところが、実際に公開された映画を観た人たちの意見は肯定的なものが大半を占めました。原作者の井上雄彦先生が監督を務めているということもあり、「原作の絵がそのまま動いている」という感動を観た人にもたらしたのです。また、モーションアクターに一流プレイヤーを起用し、「フォームの美しさ」や「キャラクターごとの動きの個性」もナレーションで説明する必要のないレベルに原作を再現しました。

 他にも、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のCG作画は、ネット上で「昔からのドラゴンボールファンにも受け入れられるほどできが良かった」と評価されるほどの高品質です。同じく通常の作画とCGを組み合わせて使られた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』やTVアニメ版の「遊郭編」、アニメ『チェンソーマン』なども、クオリティの高さが話題になりました。

 このように絶賛される作品がある一方で、日本のアニメ作品のCGを使ったシーン全般に対しては、「安っぽく見えてしまう」「動きが固い」などの辛らつな意見がまだまだ多く見られます。CG自体は日本アニメ界の最新技術であるものの、海外作品のような技術に追いついていないとする指摘もありました。さらに「CGの動きはリアルだから、デフォルメ表現が魅力な日本のアニメでやると冷めてしまう」「モーションキャプチャーを使っても、画面に迫力が出るかどうかは別の話」と、白熱した議論が繰り広げられています。

 たびたび賛否両論を巻き起こすアニメ作品のCGシーン。作品のジャンルや絵のタッチによっては、違和感をおぼえるファンも多いようです。しかしなかには、技術の進歩によって魅力的な映像が生まれているものもあります。日本アニメの進化の過渡期と考え、さらなる発展に期待しましょう。

(マグミクス編集部)

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