2歳の娘、帰省後も「じーちゃん」と呼ぶ 喜ぶかな、とLINEしたらゾッとする出来事が！

■何もないところを指さして「じーちゃん！」

　娘の不思議な言動について描いたマンガ「じーちゃんの危機を察知した娘の話」が、Instagramで合計3800以上のいいねを集め話題となっています。ある日、2歳の娘が突然「じーちゃん、カーメー！」と言い出しました。「離れて暮らすおじいちゃんのことを思い出したのかな？」と思った母が、おばあちゃんにそのことを伝えたところ、実は……という内容で「びっくりしますね！」「不思議～」「神秘的な話でした」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramで育児マンガを発表している、主婦のゴツ美さんです。ゴツ美さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　産後半年経った頃、初めての育児とコロナ禍で毎日鬱々（うつうつ）としていた私に、夫が「マンガでも描いてみたら？」と言ってくれて、Instagramでマンガを描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　ちょっと不思議な出来事だな、と思ったからです。そして義父と娘の見えない絆のようなものを感じられる出来事でもあったので、私としては描かずにはいられませんでした。

ーーそれまで、娘さんのこのような行動はなかったのでしょうか。

　この出来事が起こる前は、何もないところに向かって指をさして誰かの名前を言ったり、「何か見えてるのかな？」と感じたりするようなことはありませんでした。

ーーお義母さんの話を聞いて、どう思いましたか？

　とても驚きました。お義父さんが無事で良かったですが、病院から連絡があったときの義母の心境を思うとゾッとします。そして義母が言うように、娘の不思議な行動と関係あるような気がして、妙に納得してしまいました。

ーーお義父さんは、この話を聞いて何か言っていましたか？

　義母からは特に聞いていません。ただ、それまでも毎日娘の動画を見ながら晩酌するぐらい、娘をかわいがってくれていましたが、この一件以来、娘の動画を見てから仕事に向かうようになったそうです。

ーー娘さんとおじいちゃんの絆に対し、どのように感じましたか？

　お盆に帰省したときに初めて義父と娘が打ち解けた感じがあって、帰りもおじいちゃんと離れるのを名残惜しそうにしていたんです。きっと大好きなおじいちゃんの危機に対して何かを感じとったんじゃないかな、と思っています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「娘ちゃんには何か感じとるところがあったんでしょうね」や、「お義父さんが無事で良かったです」などのコメントをたくさんいただけて、うれしかったです。なかには霊感のある方もいらして「人はあの世から来たときに一番霊感が強く、成長するにつれて消えていく」という、説得力のあるコメントもいただきました。

ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。

　これまでと同じように、娘が成長するなかでうれしいと思ったこと、面白いと感じたことなどを発信していきたいです。また、最近ありがたいことに少しずつですが、読んでくださる方が増えてきたので、皆さんに面白いと思ってもらえるようなマンガも描けたらいいなと思っています。今は構想を練っている途中なのですが、「私が一級建築士を目指しながら、失恋を繰り返してしまう話」を発信できたら、と思っています。

（マグミクス編集部）