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『ワンピ』ニカはローの故郷「フレバンス」と関係ある? 「墓があるのでは」

マグミクス / 2023年1月15日 11時50分

『ワンピ』ニカはローの故郷「フレバンス」と関係ある? 「墓があるのでは」

■『ONE PIECE』ニカの埋葬地はフレバンス!?

『ONE PIECE』第1018話では、百獣海賊団の「飛び六胞」のひとり、フーズ・フーによって、太陽の神「ニカ」の存在が語られました。ニカは「人を笑わせ、苦悩から解放してくれる伝説の戦士」として、かつて奴隷たちから信仰されていたといいます。そして、その身体は「ゴムそのものの性質」を持っていたそうです。

 今後のストーリーにニカがどのように関わってくるのか、ファンの間ではさまざまな予想が繰り広げられています。そのなかでもネット上で話題になっているのが、「ニカの遺体が埋葬された土地は、ローの出身地・フレバンスではないか」という説です。

※ニカが『ONE PIECE』世界に実在したかは確定していませんが、今回は「かつて実際に存在し、もう死んでいる」という仮定で話を進めます。

 フレバンス王国は、「北の海(ノースブルー)」にかつて存在し、「珀鉛(はくえん)」と呼ばれる「鉛」を採掘して、富を得ていた土地でした。この鉛の影響で、国全体が白一色になっており、「白い町」とも呼ばれていたようです。その色合い自体はとても美しかったのですが、実は珀鉛には毒があり、掘り起こしすぎたせいで毒がフレバンスの代々の国民たちの体に蓄積されていました。世代が進むごとに寿命は縮み、そしてローが幼少期の頃に「珀鉛病」という、全身が白くなり死に至る病気が一斉に発生してしまいます。

 フレバンスの王族は早々に国外へ脱出、ただでさえ病気で苦しむ国民たちは、「珀鉛病」を伝染病と誤解されたせいで他国から隔離処置をとられ、亡命しようとした者たちも殺されてしまいました。そして、世界政府はもともと地質調査で珀鉛の有害性を知りながら、巨万の富に目がくらんで長く黙認していたため、伝染病ではないことも公表せず、フレバンスの人びとを見殺しにしたのです。その後、生き残ったフレバンス国民たちは珀鉛でできた武器で武装蜂起し、争いの果てにフレバンスは滅亡、ローも家族を全員失ってしまいました。

 そんな悲劇を生んだ珀鉛の「珀」には、「樹脂が硬化した宝石」という意味があります。そして、これが同じく樹脂で作る「ゴム」とも関係がありそう、という考察がネットで出てきました。

 ゴムで思い浮かぶのは、もちろん「ゴム人間」のルフィでしょう。そして、第1044話では、幼少期にルフィが食べた「ゴムゴムの実」の正体が、「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『ニカ』」であることが明らかになりました。この衝撃の事実が判明した後、ゴムとニカの関連性などから、「ゴムと関係がある珀鉛の町・フレバンスに、ニカの遺体が埋葬されていたのではないか」との考察が生まれたようです。

 フレバンスの土地から出てきた珀鉛には、とにかく「白」が大きく関係していました。悪魔の実が「覚醒」し、「ギア5=ニカ」の姿になったルフィも、髪の毛や衣服が白くなっています。また、周囲の物質にも影響を与える力を持っていました。これらの要素から、土地や人の体まで白くする珀鉛とは、フレバンスに埋葬されたニカの遺体から出てきたものではないか、というのが今回浮上してきた説の概要です。

 また、ローの回想で出てきたフレバンスのシスターは、不思議な形の十字架を持っていました。彼女が死亡し倒れている場面では、手元がアップになり、そこに中心に輪のついた十字架が描かれています。これはヨーロッパの新石器時代から青銅器時代に多く見られる、太陽のシンボル「太陽十字」の形に似ていました。この描写からも、フレバンスの地に「太陽信仰」が根付いていたのではないかと、考察されています。

「世界政府に消されたニカの怨念で、珀鉛が生まれたのかな」「ニカの体にはもともと毒があって、自分でコントロールできたけど、死体になったから毒が垂れ流しになったのでは」「ゴムの樹脂も白いし、マジでこの説当たってるかも」「太陽神・ニカのゆかりの地だから埋葬されたのか、それともたまたまそこで死んで、埋葬された後に信仰が生まれたのか、どっちだろう」「『ゴムゴムの実』が何百年も『覚醒』しなかったのは、ニカの体が持つ毒に能力者が耐えられなかったからでは。ルフィはマゼランとの戦いのおかげで毒耐性ついたから、覚醒できたのかも」と、さまざまな意見が飛び交いました。

 また、フレバンスが出身地であるローの家系と、ニカの関係についても、ある推測がされています。ローの本名は、トラファルガー・D・ワーテル・ローです。しかし、ローの本名に含まれる「ワーテル」は「忌み名」と言われ、世間には隠しています。ローは「先祖代々受け継ぐ何かを表す名前」と、語っていました。他の「Dの一族」と違い、トラファルガー家のみ名前に忌み名が入るのは、「ニカの『墓守』の一族だったからでは?」という考察もあります。

「ニカが死んだ後、ローの先祖がそれを弔い『墓守』になって、『忌み名』を隠しながら守っていたのかな」「時代が進んでニカの遺体があることも知られなくなり、トラファルガー家も『墓守』の役割を忘れた頃に、『祟り』として毒を持つ珀鉛が掘り出されたのではないか」と、まだ語られていない歴史に関して、さまざまな予想が飛び出しました。

 世界政府がフレバンスを見殺しにした件についても、「ニカの遺体があると知っている土地から富を生む鉱物が発見されて、しかもいずれその土地の人びとが死に絶えるような毒性があるって分かったら、政府としては好都合すぎるよね」「伝染病を広げないためって口実で、『ニカの歴史』にたどり着きそうな人びとを消せるって考えたのか」と、納得いってしまう意見も生まれています。

 過去にニカについて話をした人物は消されてしまったとのことなので、フレバンスに遺体があるならその住民ごと消されても、何らおかしくはありません。ネット上では今回の説について、「あり得ない話と断じるには説得力ありすぎ」「太陽の登らない北が太陽神の墓って、何か好き」「でも、ニカから毒が生まれるっていうのは、正義側の存在としてはモヤモヤする」と、さまざまな声があがっています。最終章で、ニカやフレバンスの謎は明らかになるのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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