毎朝5時半からのお弁当作りが過酷！ 母が号泣しながら叫んだ「言葉」に共感殺到【作者インタビュー】

■母の叫びに「私もまったく同じ気持ちです」

　毎朝のお弁当作りから解放された母親の気持ちについて描いたマンガ「ひとつ叫んでもいいですか？」が、Instagramで2000以上のいいねを集め話題となっています。長女が春休みの間、毎朝5時半からお弁当と朝食作りに励んでいた母親。ある日を迎え、声を大にして叫びたいこととは……という内容で、「私もまったく同じ気持ちです」「お疲れさまでした！」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、月野あさひさんです。月野あさひさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　2020年2月からです。当時1歳になったばかりの末っ子があまりにかわいくて、その姿を絵で表現したいと思い、描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　春休みの間、学童に行く小学生の長女にお弁当を作っていたのですが、毎朝大変で……。給食のありがたみをひしひしと感じたことがきっかけです。

ーー長女さんが給食で一番好きなメニューは何ですか？

「ワンタンスープ」だそうです。

ーー給食が始まる日の朝、どのような気持ちになりましたか？

「よっしゃー！」と叫びたくなるほど、うれしかったです。朝は朝食作りや、自分と3人の子供の支度などで時間に追われていますが、お弁当作りがなくなった分、時間と心に余裕ができました！

ーーお弁当を作る際、最も大変だなと感じることは何ですか？　また、楽しいと感じることは？

　最も大変だと感じるのは、朝作るメニューが増えることですね……。朝は必死なので、楽しいと感じる瞬間は、正直ないです（笑）。ですが、子供が「お弁当、おいしかったよ！」と完食してきてくれるのは、うれしいです。

ーーお弁当を作る際、こだわっているポイントはありますか？

　こだわりは特にないです……。卵焼きやタコさんウインナー、焼き魚、ブロッコリー、あとは冷凍食品をひとつ入れ、なんとかお弁当のスペースを埋めています（笑）。それと、こだわりポイントではないのですが、子供が楽しみにしているので、果物は必ず入れています。

ーー月野あさひさんが作るお弁当で、長女ちゃんが好きなメニューは何ですか？

　長女に聞いたところ、「きゅうりをハムで巻いたやつ」だそうです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「分かります」という共感の声や、実際に給食を作るお仕事をされている方々からもコメントをいただきました。「給食を作る励みになります」と言っていただき、うれしかったです。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　他サイトでは、保育士としての記事を連載しています。子育てに奮闘されている親御さんへ向けて、子育てのヒントや力になるような記事を描いていきたいです。

（マグミクス編集部）