『ワンピース』黒ひげの手によってガープが敗北！？ 完璧な死亡フラグも「ぶっ壊すことに期待」

■生きる伝説vs最悪の海賊、勝者はどっち？

　2022年12月に開催された「ジャンプフェスタ」にて、『ONE PIECE（ワンピース）』の作者・尾田栄一郎先生が「まさかのあいつとあいつが戦うの！？」的な展開が待っているとコメント。読者の間では「どんな戦いが待ち受けているのか？」と、注目が集まっていました。

　そして、1071話で大物同士の戦いを彷彿とさせるシーンが描かれ、「このふたりが戦うの！？」と歓喜の声があがっています。この記事では、もうすぐ見られるかもしれない、「あいつとあいつの戦い」をご紹介します。

※この記事には2023年1月7日に発売された、「週刊少年ジャンプ」2023年6・7合併号に掲載された『ONE PIECE』1071話の内容を含みます。

　1071話で黒ひげ海賊団がいるとされている海賊島「ハチノス」へ、ガープやヘルメッポがコビーを救出しに向かうシーンが描かれています。その後の展開として、海軍と黒ひげ海賊団の衝突が確実視されています。そうなった場合、どの組み合わせで戦いが繰り広げられるのか、予想する声があがっており、「ティーチとガープの戦いが見られるのでは？」と、期待が高まっています。

　ガープは、かつてはロジャー海賊団や四皇をはじめとする大海賊を相手に激闘を繰り広げ、その数々の功績は伝説として語り継がれ、「海軍の英雄」と呼ばれています。そして、ルフィの祖父であり、革命家・ドラゴンの父ということも明かされています。さらに『ONE PIECE』では珍しく、非能力者でありながら強キャラとして描かれている人物です。

　ティーチの「ヤミヤミの実」の能力は、対「悪魔の実」の能力者用のような能力の使い方が多く描かれているため、「非能力者だったら、むしろ勝てそう」「ガープのげんこつには勝てないでしょ」という声もあがっています。ガープの勝利に一票を投じた読者からは「ガープは常に最強であってほしい」「黒ひげを一方的に殴り倒してほしい」というコメントが多いようです。

　逆にティーチは、元王下七武海のひとりで「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」の能力者です。現在は四皇のひとりとして、たびたび世間を騒がせています。そして、ティーチの勝利を予想する読者のなかには、「ガープ死亡説」を唱える人もいます。

「ガープとティーチが戦う」と聞いて、ルフィの兄・エースが黒ひげに敗北し、処刑されてしまったことを思い出した読者が多く、この説が有力視されています。エースの事件をトラウマに感じており、「ルフィの身近な人物はティーチに負ける運命というジンクス」を信じている読者もいるようです。1071話を読んだファンは、「普通の少年マンガだったら、完璧なガープの死亡フラグ」「エースの二の舞になりそうで怖い」と不安の声をあげています。

　コビーを救出するため、海賊島「ハチノス」へ向かっているガープたち。黒ひげ海賊団との戦いの結末はどうなるのか、期待が高まります。

（マグミクス編集部）