先生に36回告白してフラれ続けた女子高生、卒業後の37回目は？ 結末が予想外！【作者インタビュー】

■ハッピーエンド？　バッドエンド？　ラストページに反響

　高校1年生の時から、好きな先生に月イチで告白し続けた女子高生。卒業式を終えた今日、36回目の告白をするも即フラれました。脈なしかと思われましたが、先生から意外な言葉が……？

　御崎そらさん（@Sora_Misaki_）による創作マンガ『3年間 先生に告白し続けたけど』がTwitterで公開されました。物語はハッピーエンドともバッドエンドとも予想できる展開に。ラストページの結末には、読者から「最高」「尊い」「素敵すぎる」「先生ずるい」「感動」などの声があがり、Twitter投稿は5.9万いいねの反響が集まっています。

　作者の御崎そらさんに、お話を聞きました。

ーー『3年間 先生に告白し続けたけど』のお話はどのように生まれたのでしょうか？

　実はプロトタイプになった作品があります。その作品が数年前に描いたものなので、ストーリーをどうやって生み出したのかは正直あまり覚えておりません。「教師と生徒」といった禁断の関係性が、どうやったら合法的にくっつけるかといったことを考えて作ったような気がします。

ーーバッドエンドと思いきや、最後のページで見事に覆されました。ラストの向けての展開で工夫なさった点、心がけた点などはありますか？

「意表をついてやろう」と心がけて作ったのは間違いありません。プロトタイプ版では4ページまでだったので、これにラスト2ページ追加でもっと面白くできるな、と思い追加しました。また、ラストのコマ直前の先生の表情や、5ページ目の女の子の泣き顔は、つじつまが狂わないように、かなり熟考して描きました。

「脈なしってことですよね」という問いに、先生は？（御崎そらさん提供）

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　まさに作中の女の子と同じく、今現在先生に猛アタック中の学生さんがいらっしゃいまして、そのコメントは大変印象に残りました。私は創作者なので、現実では起こり難いことをエンタメとして描くことが多いですが、それでもその方を応援したいと思います。

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか？

　読者の声が直に届くというのはかなり励みになりますし、原動力にもなります。読む人がいなければ、描く理由もなくなりますからね。

（マグミクス編集部）