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スタンド使わないの!?『ジョジョ』初心者が第1部を観たら、衝撃の連続だった

マグミクス / 2023年1月20日 19時10分

スタンド使わないの!?『ジョジョ』初心者が第1部を観たら、衝撃の連続だった

■バトルはスタンドではなく波紋?

 2022年末に放送されたドラマ『岸部露伴は動かない』の新作。SNSでの評判も上々で、筆者も興味を持ちました。しかし岸部露伴は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第4部のキャラクターだと知り、「せっかくなら第1部から見たい!」という気持ちに。そこでTVアニメ版第1部「ファントムブラッド」(1話~9話)を初めて視聴してみました。とくにイメージを覆されたポイントとは……?

 ※筆者には『銀魂』の「スタンド温泉篇」で得たにわか知識しかありません。温かい目で見守ってください。

 ※第1部ラストのネタバレを含みますのでご注意ください。

 まず驚いたのは、主人公の名前が正式にはジョジョではなかったこと。第1部の主人公はジョナサン・ジョースターで、略して「ジョジョ」と呼ばれていました。実は「ジョジョ=空条承太郎」だと思っていた筆者。ジョジョと呼ばれるキャラクターは何人もいるのだと、初めて理解しました。

 第1部で描かれるのは、世界を手中に収めようとする男・ディオと、ジョナサンとの戦い。バトルシーンでスタンドが出るのだろうとワクワクしていましたが、登場したのは「石仮面」という奇妙な遺物や、波紋を使ったバトルでした。

 しかもディオは石仮面の力を使い吸血鬼に。人間を超越した強敵に立ち向かうために、ジョナサンは波紋エネルギーを操る呼吸法を身に着けます。なんでも呼吸を使いこなすと強力な攻撃が出せたり、傷を治癒したりできるとか。

 修行シーンを見ながら「『鬼滅の刃』の先駆けは『ジョジョ』だったのか……」と勝手に感心していました。スタンドを使わないバトルには驚きましたが、意外にもなじみのある要素が含まれています。

「『ジョジョ』が元ネタだったのか!」と感動した場面はほかにも。ディオが吸血鬼になるときの「おれは人間をやめるぞ!」や、ディオの手下が言った「そこにシビれる! あこがれるゥ!」など、インターネット上でよく目にするセリフが次々と登場しました。なんとなくネタのように使っていた言葉の原点を知り、筆者も賢くなれたような気がします。

 もっとも驚かされたのは第1部のラストシーン。ディオとの戦いが終わり、ジョナサンも結婚してようやく平穏な日々が訪れたかのように見えました。しかしハネムーンはディオの手によって大惨事に。

 ジョナサンが命を落とすシーンでは「嘘だろ……」と思わずつぶやいてしまいました。残酷な展開ですが、ディオの首を抱きしめるジョナサンの表情はとても穏やか。まるで宗教画のような美しさに、一時停止して眺めたくなりました。

 当初のイメージとは違ったものの、期待以上のおもしろさに満ちていた第1部「ファントムブラッド」。ジョナサンが守った命や世界はこれからどうなっていくのか、引き続き視聴していきます!

(ハシビロコ)

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