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2023冬アニメ、何見てる&見たい? TOP3を「安心な異世界」が独占!【アンケート結果】

マグミクス / 2023年1月27日 12時10分

2023冬アニメ、何見てる&見たい? TOP3を「安心な異世界」が独占!【アンケート結果】

■殺伐とした世界で過酷なバトル…ではなく安心して異世界生活を楽しみたい!

 マグミクス編集部は「2023冬アニメ、何見てる?見てみたい?」と題して、2023年1月16日~1月23日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数347票のアンケートから、上位3作を1話のあらすじとともに紹介します。

●第3位:『転生王女と天才令嬢の魔法革命』<20票>

 3位は『転天』こと『転生王女と天才令嬢の魔法革命』がランクイン。「小説家になろう」に掲載されたライトノベル(著:鴉ぴえろ)が原作です。

 主人公は17歳のアニスフィア・ウィン・パレッティア(CV:千本木彩花)。アニスはパレッティア王国の王女なのですが、アニメ冒頭では「魔法使い」の象徴的なほうきにまたがって飛び回り、血まみれになりながらも、不思議な武器で魔物を次々と仕留めていきます。

 しかし彼女は魔法使いではありません。魔法が存在する世界で、アニスは魔法が使えないのです。戦闘の際に使っていたのは魔道具。そして、第一王女ながら王位継承権を放棄し、「魔学」を極めるのが彼女の夢です。さらに、アニスは「異世界もの」定番の、前世の記憶を持つ転生者。5歳のとき、過去の記憶を取り戻し、「空を飛びたい」とほうきにまたがるようになったのです。

 さらに「悪役令嬢もの」の要素も。アニスの弟で、王太子であるアルガルド(CV:坂田将吾)は、婚約者であるユフィリア・マゼンタ(CV:石見舞菜香)に婚約破棄を言い渡します。アルガルドは、ユフィリアが身分の低いレイニ・シアン(CV:羊宮妃那)へ過度ないじめをしていただけでなく、暗殺まで企てていたと告げるのですが、身に覚えのないユフィリアは絶望します。

 周囲から孤立してしまったユフィリアでしたが、そこへほうきの操作をしくじったアニスが窓を突き破って登場! 王子様さながらに、アニスはユフィリアをさらってしまうのです。

 人間関係の不穏な要素はあるものの、アニスの明るさと行動力が全て安心させてくれるアニメです。公式に「王宮百合ファンタジー」と銘打たれており、アニスとユフィリアの関係がどう深まっていくのか、温かな気持ちで見守っていきたくなります。

『異世界のんびり農家』ビジュアル (C)内藤 騎之介 /「異世界のんびり農家」製作委員会

●第2位:『異世界のんびり農家』<22票>

 2位は、こちらも「小説家になろう」発のライトノベルが原作(著:内藤騎之介)の『異世界のんびり農家』。主人公・ヒラク(CV:阿部敦)が住む森のなかの家には、さまざまな種族の女性たちの姿がありました。皆平和そうに、温かな生活を営んでいる様子です。

 ヒラクは現実世界で病に冒され、死んでしまいます。しかし神は自分のミスと詫び、次は望む暮らしをさせてやるとヒラクの願いを尋ねます。ヒラクが思い描いたのは、TVで見たアイドルたちが農業をする風景。「農業をやりたい」という願いは叶えられ、病気とは無縁の丈夫な身体を得て、異世界での暮らしが始まります。

 とはいえ、最初は森のなかにひとり投げ出されただけ。ヒラクが与えられたのは、イメージするとどんな農具にもなる「万能農具」というアイテムです。ヒラクは、目立つ巨大な樹木がある地を拠点にすることに。木を切り倒し、畑を耕し、トイレを作り、見よう見まねで家を作り……。

 疲れず、お腹も減らない身体を得たヒラクは、夢中で新しい我が家を作っていきます。畑の作物の成長を喜び、少しずつ便利で安全になっていく身の回りの環境に大満足。ゲームやアニメといった娯楽はありませんが、仕事で疲れた社会人ならば「気分転換にこんな暮らしがしてみたい!」と憧れてしまうような日々が描かれます。

 傷ついた夫婦らしき犬のような獣が迷い込み、子が生まれ、ヒラクの暮らしは少しにぎやかに。アニメ冒頭で描かれた、多くの仲間たちとの暮らしまで、どんな農業生活が待っているのでしょうか。

■1位は…やはり穏やかな作品がランクイン!

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』ビジュアル (C)江口連・オーバーラップ/MAPPA/とんでもスキル

●第1位:『とんでもスキルで異世界放浪メシ』<43票>

 1位は、2位以下に大きな差をつけて『とんでもスキルで異世界放浪メシ』となりました。「小説家になろう」発のライトノベルが原作(著:江口連)で、トップ3を「なろう系」が独占するという結果となりました。

 本作の大きな特徴は、実在する企業とコラボしている点にあります。第1話の放送後、「イオンネットスーパー」、「エバラ生姜焼きのたれ」が大きな話題に。放送後、スーパーで「エバラ生姜焼きのたれ」だけ売り切れていた、という目撃情報もSNSで見られました。

 主人公のムコーダ(CV:内田雄馬)は、魔王討伐のために異世界へ召喚されたものの、戦いに役立つスキルは持っていませんでした。半ば追い出される形で国を出たムコーダは、旅の護衛を冒険者ギルドに依頼します。ムコーダのスキルは「ネットスーパー」。現実世界のネットスーパーを、異世界のお金で利用できるというもの。ムコーダはインスタントのスープやパンをネットスーパーで買い、護衛の冒険者たちに振る舞います。

 旅の最中は固い干し肉やパンしか食べられない冒険者たちは、ムコーダが出す料理に感激! 仕留めた魔物の肉を「エバラ生姜焼きのたれ」で調理したところ、伝説の魔獣であるフェンリル(CV:日野聡)すらそのおいしさに我を忘れてしまうほど。ムコーダの作る料理を食べたいがために従魔となり、フェルと名付けられて旅に同行することになります。

 旅の脅威となる魔物は、ムコーダの作る料理のおかげでステータスがアップしたフェルが排除してくれるので、命に関わるハラハラする展開はない、穏やかな気持ちで料理を楽しめる物語です。

 アニメ制作は『進撃の巨人』、『呪術廻戦』や『チェンソーマン』で知られるMAPPA。「深夜の飯テロアニメ」と呼ばれるにふさわしく、料理の作画のクオリティは非常に高いのも人気の理由でしょう。

 第2話では鶏のような肉を焼いた「エバラてりやきのたれ」、第3話ではミートソーススパゲティを作った「カゴメ国産野菜で作ったミートソース」が登場。翌日の献立作りにも役立ちそうな作品です。

●選んだ理由は「原作を読んでいたから」

 今回の読者アンケートで「選んだ理由」を回答いただいたところ、「原作が好きだから」「原作を読んでいるから」が上位にランクインした多数の作品で見られました。「原作あり」作品が期待されるのはどのシーズンにもあることですが、今期は「なろう系」が話題を独占する結果となりました。

 4位は『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』2期、5位は『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』で、「なろう系」がトップ5までを占めました。

 また、上位作品に共通するのは「激しいバトル」「悲惨さ」「鬱展開」といった、超ヒット作にありがちな要素が見当たらない点です。息をするのも忘れるほど見入ってしまうバトルものや、ゾッとするような衝撃的な展開を迎える作品ももちろん不動の人気ジャンルですが、今期は「ホッとひと息」つけるアニメが人気のようです。

(マグミクス編集部)

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