社長が買ってきた恵方巻きを食べる社員たち 全員の願いに「笑った」「叶ってしまった」【作者インタビュー】

■今年の恵方は会社の入り口！？

　会社で恵方巻きを食べた際に起きた出来事について描いたマンガ「節分の思い出」が、Instagramで400以上のいいねを集め話題となっています。節分の日、毎年との恒例行事として、会社の社長が恵方巻きを買ってきてくれました。恵方の方角を向いて、無言で食べる社員たち。その見つめる先は……という内容で、「笑える！」「すてきな会社ですね」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「やる気が迷子になりました。」などでマンガを発表している、いけだいけみさんです。いけだいけみさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　昔から絵を描くのは好きでしたが、エッセイのような形で描き始めたのは2015年頃からです。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　最初、この話は2018年にブログで公開しました。「そういえば、そんなことあったな」と、ふと思い出したことがきっかけです。

ーー節分の日に、会社の皆さんで恵方巻きを食べることは、毎年の恒例行事なのですか？

　現在、私はこの会社を退職していますが、在籍中は社長が買ってきた恵方巻きを食べるのが恒例でした。

ーーどのような恵方巻きを食べたのですか？

　ひと口でかぶりつくのが困難なレベルの太さがある恵方巻きを食べました。中身は、マグロやサーモンなどの海鮮系だったと記憶しています。

ーー恵方巻きを食べている最中、会社の入り口からは誰も入ってきませんでしたか？

　入り口からは誰も入ってきませんでしたが、電話が鳴ってしまい、「誰か出られる？」「いや無理」という目線のみの会話が行われました（笑）。

ーー恵方巻きを食べる以外にも、節分の日に会社の皆さんでしていたことはありますか？

　いえ、食べるのみです。ほかに特に変わったことはしませんでした。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「『誰も来ないで』という願いが、恵方巻きを食べたことでかないましたね」と、数人の方から言われました（笑）。無駄なお願いをしてしまいました……。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　最近、あまりマンガを描けていないので、今後はもっと更新頻度を上げたいと思っています！

（マグミクス編集部）