「戻して！」「好きになった」良くも悪くも…初期と別人のように変化したジャンプキャラ

■キャラクターの変化にファンは困惑？

　マンガに登場するキャラクターについて「最初はこんな性格や見た目じゃなかったような……」と思ったことはありませんか？ 初期は苦手なキャラだったのに、途中から別人のように性格が変わり好きになったキャラがいる人も少なくありません。ネット上では「物語の途中から別人並みに性格・見た目が変わったキャラ」について話題となり、さまざまな名前が挙がっていました。「週刊少年ジャンプ」掲載作品から、話題になったキャラをご紹介します。

　まず『ドラゴンボール』のベジータとピッコロや、『幽☆遊☆白書』の飛影、『遊☆戯☆王』の海馬など、主人公の敵である悪役たちの名前がずらり。最初は主人公の敵として現れ冷酷な性格だったものの、物語が進むにつれツンデレな部分や実は良いヤツな性格がにじみ出てきます。「敵のときは冷酷で他人を信じないのに、味方になると性格が逆転して仲間思いのキャラになるのはあるある」という声もあがっているように、敵から味方になると性格が変わるキャラというのは、「ジャンプ」作品の王道展開でもあるようです。

　逆に主人公の場合はどうでしょうか。「最初ヘタレな主人公が成長して変わっていくのが最高」という声もあり、主人公の成長が物語の核とも言える作品は「ジャンプ」の王道展開と言えるでしょう。一方で『DEATH NOTE』の主人公・夜神月には「物語が進むほど性格が歪んでいく珍しいパターン」「途中から主人公っていうより悪役」といった声があがるなど異例の展開が話題となりました。

　さらには性格だけでなく、キャラのビジュアルが登場時から変わったパターンも。『ジョジョの奇妙な冒険』のポルナレフはキザでカッコいい刺客から、なんとカメの姿にまでなってしまう変わりようです。

　他にも初期から性格が変わったキャラとして『ドラゴンボール』の人造人間18号や『キン肉マン』のウォーズマン、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のポップなどの名前が挙げられています。ネット上では「環境によって変わるのも人間味がある」と肯定的な意見で盛り上がっていました。

（マグミクス編集部）