1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

まだ「ポケモン」化してない鳥はいるのか? 非常にセンシティブな種が残っていた

マグミクス / 2023年2月9日 15時10分

まだ「ポケモン」化してない鳥はいるのか? 非常にセンシティブな種が残っていた

■『ポケモン』世界でまだ登場していない実在の鳥はいるのか?

『ポケットモンスター』ではシリーズを追うごとにとあるポケモンが存在感を増し続けています。そう、「鳥ポケモン」です。

 最新作『スカーレット・バイオレット』においてもその存在感は抜群。フィールドを散策すれば「ヤヤコマ」「ココガラ」「ムックル」など、歴代の「序盤鳥」が群れを成している姿が確認できます。

「ヤヤコマ」はコマドリがモチーフ。「ムックル」はそのままムクドリです。「ココガラ」はおそらくはコガラという鳥と「アオガラ」というヨーロッパに分布する鳥を掛け合わせたもの、と思われます。かなり細かい種類の鳥まで「ポケモン」になっていることが分かります。果たしていまだに「ポケモン」化していない鳥などいるのでしょうか?(本稿における「モチーフ」は推測も含むことをご留意ください)。

 初代『赤・緑』ですでに「鳥ポケモン」は豊富。ハトの「ポッポ」、スズメの「オニスズメ」。カモの「カモネギ」。「ドードー」はちょっと特殊です。名称は絶滅した実在のドードーという鳥で、ビジュアルはおそらくダチョウからきたものでしょう。いずれにせよ、初代の時点でかなり広範囲にモチーフを採用していることが分かります。

 ここは視点を逆にしましょう。一般的に知名度のある「鳥」を挙げ、それをモチーフにしたポケモンがいるかどうかを探っていきます。

 カラスは『金・銀』で「ヤミカラス」が登場。フクロウは「ホーホー」、進化してミミズクの「ヨルノズク」、ツバメは「スバメ」、アヒルは「コアルヒー」、キジは「ケンホロウ」、ワシは「ワシボン」、タカは「ムクホーク」、ペリカンは「ペリッパー」。ペンギンは「デリバード」……パッと思いつくような鳥はとっくにポケモンになっています。さらに始祖鳥がモデルの「アーケン」、鳳凰の「ホウオウ」。古代、そして伝説の鳥までがモチーフになっているのです。

 ……隙がないように思える「鳥ポケモン」。ところが、つぶさに調べていくと意外な事実を隠し持っている鳥ポケモンがいたのです。

■どう見ても「カモメ」がモチーフだと思ったら…あれ?

「ペリッパー」の進化前の「キャモメ」。この子は要注意です。その名称とビジュアルから間違いなくカモメがモチーフと思われたのですが、図鑑の分類では「うみねこポケモン」。いったい、どっちがモチーフなのでしょうか。とはいえ現実のカモメとウミネコも素人が見分けるには困難なほどそっくり。ここはカモメとウミネコの、モチーフ2枚抜きということにします。

 さらにファンの間では長らく不在が疑問視されていた鳥がいます。それが「クジャク」です。クジャクなら、『赤・緑』の段階で登場してもよいくらいです。四半世紀の不在を経て、最新作『スカーレット・バイオレット』では御三家の最終進化として登場。「ウェーニバル」の姿は待望のクジャクそのものでした。

 さてこうなってくると他に「ポケモン」になっていない「鳥」などいるのでしょうか。現在のところ、抜群の知名度を誇りながら未だ「ポケモン」になっていない鳥がいます。トキです。絶滅危惧種ということで、扱い方が非常にセンシティブ。現実を鑑みるに、未登場は無理からぬことでしょう。

 逆に言えば『ポケモン』の世界にトキが参入する未来こそ、現実の私たちが作らなければならない、と言えます。……「鳥ポケモン」を追いかけていたら、意外な結論に辿り着きました。さすがは「ひこう」タイプです。

(片野)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください