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WBCでも絶対活躍!日本代表に入ってほしい野球マンガの最強ピッチャー4選

マグミクス / 2023年2月8日 17時10分

WBCでも絶対活躍!日本代表に入ってほしい野球マンガの最強ピッチャー4選

■重要な場面で絶対的強さを発揮!

 2023年3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、侍ジャパンのメンバーも発表され、日に日に注目が高まっています。特に投手陣は過去最多の15人が選ばれ、歴代最強の呼び声も高いです。そんななか、今回は野球マンガのキャラから「この選手が入ればさらに最強」と思われる投手たちを選んでみました。

●『MAJOR』茂野吾郎

 まずは『MAJOR』(著:満田拓也)の主人公・茂野吾郎です。リトルリーグ時代に右肩を故障するも、諦めずに左投げに転向、天性のセンスと並々ならぬ努力によって、メジャーリーグで最多勝やサイ・ヤング賞など、数々の栄光を勝ち取りました。その能力は……まず、来るとわかっていても空振りしてしまうほど速い、160km以上のストレートです。たとえバットに当たっても、粉砕してしまうほどの威力を誇ります。

 また、ピンチになればなるほどボールのスピードが増す勝負強さも持っており、強豪相手の大舞台でも安心してマウンドを任せられます。しかもスタミナも抜群で、さらに「最優秀救援投手」を獲得したこともあり、先発だけでなく、抑えでも力を発揮してくれるはずです。吾郎の最後まで勝負を諦めない情熱は、チームのモチベーションも高めてくれるでしょう。

 さらにバッティングセンスも良く、リトルリーグ時代や高校時代にはここぞという場面で数々の決勝打を放っており、代打起用でもいけます。作中でも日本代表としてW杯に参戦しており、国際試合の経験も豊富です。

●『ONE OUTS』渡久地東亜

 続いては『ONE OUTS』(著:甲斐谷忍)の主人公・渡久地東亜(とくち・とうあ)です。『ONE OUTS』は選手同士のプレーでの駆け引きはもちろん、球団オーナーとの年俸の駆け引きなど、登場人物たちの高度な騙し合いや、心理戦も描かれた異色の野球マンガ。そのなかでも圧倒的強さを誇るのが、勝負師・渡久地東亜です。

 ストレートの平均球速は120kmと、プロとしてはかなり遅いボールですが、抜群の制球力と、投げる直前に咄嗟にボールの回転数を変えられる器用さを持っています。そして、一番の武器は心理戦。相手の表情や仕草、置かれた状況から、絶対に打てない場所に巧みにボールを投げ分け、ときにはブラフも使って、相手の良さを絶対に出させません。

 プレッシャーの掛かる大舞台になればなるほど、頭脳と度胸に長けた渡久地の投球術は大きな武器になるでしょう。ちなみに、渡久地はプロ入り前には、沖縄で米兵相手に賭野球もやっていたので、外国人選手との対戦経験も心配ありません。

■レジェンドマンガからの選出!

星飛雄馬が表紙『巨人の星』第1巻(講談社)

●『巨人の星』星飛雄馬

 昭和の野球マンガにも、とてつもないピッチャーがたくさんいますが、不朽の名作『巨人の星』(原作:梶原一騎 作画:川崎のぼる)の主人公・星飛雄馬もそのひとりです。巨人軍のエースになるために、父・一徹によって、右利きを無理やり左利きに矯正させられたり、大リーグボール養成ギプスをつけての生活を強いられたりと、厳しすぎる英才教育を受けて育ったその努力はマンガ界でも随一です。

 プロ入り後は「小柄な体格のために球質が軽い」などの弱点やピンチも抱えましたが、厳しい特訓によって、「魔球・大リーグボール」を開発して復活しています。避けた打者のバットにボールを当てて凡打に討ち取る大リーグボール1号、打者の目の前で落ちたボールが急に浮き上がる大リーグボール2号、打者がバットを振った風圧でボールの軌道がずれる大リーグボール3号は、確実に「ワールドクラス」の魔球です。

 作中ではライバルたちの研究によって打たれることもありましたが、短期決戦の国際試合でなら、どんな打者でも一発で打ち崩すことは難しいでしょう。心配なのは、大リーグボール1号での乱闘や退場だけです。

●『ドカベン』里中智

 最後は、こちらも不朽の名作『ドカベン』(著:水島新司)から、明訓高校のエース・里中智です。一番の武器は彼の代名詞でもある、アンダースローからの多彩な変化球です。親指をケガしたことをキッカケに生み出した揺れるシンカー「さとるボール」、プロに入ってから身に付けた一度浮き上がった軌道から一気に落ちる「スカイフォーク」など、打者のタイミングを外して翻弄する魔球の数々は、パワー自慢の海外打者にこそ効果を発揮するに違いありません。実際、同じくアンダースロー投手で、千葉ロッテマリーンズなどで活躍したミスターサブマリン・渡辺俊介選手も、過去の国際試合で強打者相手に数々の快投を見せていました。

 また、端正な顔立ちでさわやかな印象の彼ですが、内面は熱く、体格のハンデなどをことごとく克服する闘志を持っています。まさに「小さな巨人」。甲子園で通算20勝している「勝ち運」も、一発勝負の舞台では大きな武器になるはずです。

 ほかにも数々の野球マンガに存在する最強ピッチャーたちがいますが、皆さんなら日本代表に誰を選びますか。

(吉原あさお)

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