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『スラムダンク』山王工業・深津の変な口癖「ピョン」 英語だと意外に難しい言葉だった?

マグミクス / 2023年2月9日 10時50分

『スラムダンク』山王工業・深津の変な口癖「ピョン」 英語だと意外に難しい言葉だった?

■強靭な精神力で活躍! しかし口癖は「ピョン」

 絶賛公開中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』で描かれた、高校バスケットボールの絶対王者・山王工業高校と湘北高校の対戦は、原作マンガでもひときわ盛り上がるクライマックスとして描かれています。

 対戦相手の山王工業キャプテン、深津一成は、語尾に「ベシ」「ピョン」をつけるという変わった口癖の人物です。『SLAM DUNK』は現在、日本以外の13カ国で翻訳されていますが、深津の「ピョン」「ベシ」は、英語版ではどのように表現されているのでしょうか。

 いつも、冷静沈着で何事にも動じない精神の持ち主である深津は、キャプテンとしてチームの司令塔を務めるオールラウンダーです。一方で「不思議ちゃん」な側面も持っています。緊張する全国大会の試合中にも「ピョン」、取材された雑誌記者と話すときも「ピョン」をつける始末。ふざけているのか真剣なのかはわかりませんが、彼なりの遊び心なのでしょうか? 作中でも「ピョン」を聞いた相手が不思議そうに反応しており、深津のキャラクターが完全に確立されています。

 この口癖、英語版では、「ピョン」はMon(モン)、「ベシ」はDudo(デュード)と訳されていました。

「ピョン」と「Mon」の響きはなんとなく似ていると感じられます。Monは「単細胞生物、単核細胞」という意味、Dudoは英語ネイティブの人の間でさまざまな意味を持つ言葉で、特に男性がよく使います。日本人にとっては使い方を理解するのが難しいものの、ポピュラーな使い方としては「That dude is cool(あの男の人、かっこいいね)」など。また感情を表す表現でも使われ、「おいっ!」「うわぁ!」「おおっ!」「こらっ!」などと翻訳されます。

 感情表現の言葉を口癖にしてしまう深津ですが、ネイティブなアメリカ人でもDudoを多用すると頭が悪い印象を与えるそう。したがって深津はともかく、英語ネイティブでない一般の人は使わないに越したことがないでしょう。深津の変わった口癖は、英語版では意外と使用難易度の高い言葉だったのです。

(LUIS FIELD)

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