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アニメより実写化してほしいマンガ 「ネトフリでドラマ化」「海外と合作で」

マグミクス / 2023年2月10日 15時10分

アニメより実写化してほしいマンガ 「ネトフリでドラマ化」「海外と合作で」

■海外での実写化を期待する声も?

 人気マンガの実写化の発表は近年増えていますが、「あのキャラクターのビジュアルって実写にできるの?」「題材としてそもそも再現難しいだろ」「それよりアニメ化してくれ」といった、不安、不満の声が出ることも少なくありません。

 ただ、リアル路線の内容の作品(『逃げるは恥だが役に立つ』『凪のお暇』『ドラゴン桜』など)、アニメ化するには過激すぎる作品(『闇金ウシジマくん』『宮本から君へ』『ヒメアノ~ル』『アイアムアヒーロー』など)は、「実写化で違和感なかった」「生身の俳優が演じた方が、原作の雰囲気出しやすかったと思う」と、実写版ドラマや映画が好評になることもあります。ちなみに最近、人気クライム・サスペンスマンガ『マイホームヒーロー』のアニメ化(2023年4月より放送)が発表された際は、「やるなら実写ドラマだと思ってた」「アニメ化は意外」という意見も目立ちました。

 そこで今回は、その他の「そのうち実写化しそう」「アニメよりも実写化した方がいいんじゃないか」という声もあるマンガを紹介します。

●そもそも映画的な作品? 『ルックバック』

 学年新聞の4コママンガをきっかけに出会った女子、藤野と京本の物語を描いたマンガ『ルックバック』(作:藤本タツキ)は、「このマンガがすごい!2022オトコ編」の1位に選ばれ、大きな反響を呼びました。同じ藤本先生の『チェンソーマン』がアニメ化されヒットした今、『ルックバック』も映像化される可能性は高いでしょう。ただ、ファンのなかには「原作の空気感を映像化するのは無理」「マンガならではの表現」という人が少なくありません。

 一方で、「アニメ化より実写化がいいかも」「長さも内容も、藤本作品のなかではいちばん実写映画化ありそう」「上手い子役を発掘してほしい」という声もありました。藤本先生が単行本の作者コメントで好きな映画についてさまざま言及していたり、作中にオマージュが含まれていたりするのは有名で、『ルックバック』も発表時から、ストーリー面で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『バタフライ・エフェクト』『ラ・ラ・ランド』などを連想した人が多かったようです。

 また、そもそもの構成や構図も映画的で、これまで「実写化しそう」と予想する意見は、多数出ていました。「大人になったふたりのキャストは芦田愛菜ちゃんと蒔田彩珠ちゃんで!」「是枝裕和監督で実写化しないかな」「藤本先生本人が監督が一番いいかも」と、キャストや監督まで妄想されています。実写化されるにせよ、アニメ化されるにせよ、作品の長さから考えると映画になる可能性が高そうで、近いうちにアナウンスがあるかもしれません。

●海外での実写ならいけるかも? 『ハイパーインフレーション』

「少年ジャンプ+」にて2020年より連載されているマンガ、『ハイパーインフレーション』(作:住吉九)は、奴隷階級の主人公・ルークが身体から精巧な偽札を生み出す特殊能力を駆使して、奴隷商人や帝国と攻防戦を繰り広げる「経済バトルマンガ」です。経済をテーマに癖が強い敵と高度な知能戦が繰り広げられたかと思いきや、シュールなギャグが巻き起こる緩急も魅力で、更新日には即座にTwitterのトレンド入りすることも珍しくなくなっています。

 ルークの偽札作りの特殊能力を実写でどこまで再現できるかが課題ではありますが、SNSでは「Netflixあたりに実写ドラマを作ってほしい」「普段アニメに触れない、お堅い番組ばかり見てる年配の方々に実写で観てほしい」「アニメよりも実写化してほしい稀有な作品」「案外、NHKがドラマ化やってくれそう」と、意外にも実写化を期待する声も見られます。

 また、『ハイパーインフレーション』に登場するキャラは、中性的で色白なルーク、腕っ節の強い巨大な体躯女性・ダウー、カネに汚く強欲で頭に宝石をまいている奴隷商人・グレシャムなど、アクが強いですが、「海外資本の潤沢な製作費なら大物の起用もいける」「グレシャム役はトム・ハンクスで」「ハリウッドイケメンが楽しそうに身体から偽札出すのが見たい」など、海外での実写化も期待されているようです。

●骨太の人間ドラマは実写ならばいける? 『アドルフに告ぐ』

 第二次世界大戦前後の時代を舞台に、3人の「アドルフ」という名前を持つ男たちの運命が交錯していくマンガ『アドルフに告ぐ』(作:手塚治虫)も、長年実写化を予想、希望する人が絶えない作品です。

 同作では、誰もが知る独裁者アドルフ・ヒトラー(作中ではヒットラー)を軸に、ドイツ外交官にして熱心なナチス党員の父を持つ少年アドルフ・カウフマン、ドイツから亡命したユダヤ人少年のアドルフ・カミルが、「ヒトラーがユダヤ人の血を引く」という機密文書によって、歴史の激動の波に翻弄され、悲劇に巻き込まれていく物語が描かれています。

『アドルフに告ぐ』はこれまで舞台化、ラジオドラマ化されていますが、実写ドラマ、映画版を期待する声は少なくありません。物語が壮大なため「日独合作で3部作の映画化ならいけるかも」「大河ドラマみたいに1年かけてやってほしい」「基本設定の引きが強いから、原作知らない層にも響いて世界でヒットしそう」「峠草平役は鈴木亮平がいいんじゃないか」と、長期シリーズでの実写化を希望する意見も見られます。

(田中泉)

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