幼なじみと10年ぶりに再会！ 読者の予想を裏切るふたりの関係が「最高」「逆に新しい」【作者インタビュー】

■10年ぶりに会った幼なじみの変化にびっくり！

　面倒見がよく活発な「むく」と、甘えん坊でおしゃべりな優都は、とても仲のいい幼なじみでした。しかし、中学に上がる前に優都が引っ越してしまい、ふたりは離ればなれになってしまいます。それから10年後、ふたりは再会を果たしますが……。

　ちづはるかさん（@harupeace6）による創作マンガ『10年振りに会った幼馴染がなんかすごい変わってて驚いた話』がTwitter上で公開されました。いいね数は5.9万を超えており、読者からは「ふたりの関係性が最高」「待って、推せる」「心が浄化される」「こんなストーリーをかみしめたい人生だった」などの声があがっています。

　作者のちづはるかさんにお話を聞きました。

ーーちづはるかさんがマンガを描き始めたきっかけや、漫画家としてのデビューの経緯を教えて下さい。

　もともと演劇を勉強する学校に行っていたんですが、ひとつの舞台を完成させるのにたくさんの人間と場所とお金がかかる大変さに比べ、マンガはひとりで紙とペンだけで完成できるので物語の世界を作りやすくていいなぁと思い、マンガを描き始めました。

　デビューしたきっかけは、趣味で描いていたマンガをSNSで投稿し、出版社の方からスカウトしていただいたことです。

ーー『10年振りに会った幼馴染がなんかすごい変わってて驚いた話』のお話が生まれたきっかけは何ですか？

　好きなもの全部（ちっちゃい子・ショタ成長・実は女の子・陰キャ男子・強い女の子・身長差・幼なじみ）を入れたマンガを描こうと思いました。

昔と違う反応に「ドキッ」（ちづはるかさん提供）

ーー読者の予想を裏切る、変わらぬ幼なじみの関係性に多くの読者がとりこになっています。この作品を描くうえで特に意識した点はありますか？

　幼少期、男の子がかわいくなるように意識しました。

ーーちづはるかさん自身の「好きなもの」がつまった作品で、読者からも「尊い」「好きっ（泣）」などの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　よくある設定だな、と思いながらもやっぱり好きだから描こうと思ったのですが、、読者さんからも好きだと言う声をいただいて、共感してもらえてうれしかったです。また、「逆に新しい」と言ってもらえたことが印象に残りました。

ーー今後、発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　今後はストーリー性の高い作品、長く続けられる連載の作品を作って行きたいです！　また、優都と「むく」のこれからの話も描いて行きたいので、また読んで頂けたらうれしいです！

（マグミクス編集部）