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アニメ化されたらトラウマ確定? 『ジョジョ』7~8部の怖すぎる敵スタンド

マグミクス / 2023年2月14日 19時40分

アニメ化されたらトラウマ確定? 『ジョジョ』7~8部の怖すぎる敵スタンド

■自主規制必至?『ジョジョ』屈指の怖すぎるスタンドが勢ぞろい

 2022年12月1日に、Netflixにて最終回までの全話が配信されたアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』(原作:荒木飛呂彦)は、地上波放送でも最終局面に向けて盛り上がりを見せています。最新30話では、原作でも多くの人がトラウマとなった「ヘビー・ウェザー」のエピソードが始まり、SNSでも悲鳴が続出しました。

 ファンとしては、ぜひともこの勢いで第7部「スティール・ボール・ラン」、そして第8部「ジョジョリオン」のアニメ化を望みたいところです。

 さて7部、8部は「ジャンプ」という少年誌から「ウルトラジャンプ」に舞台を変えて掲載されており、少年誌の枠組みから解放されたからかはわかりませんが、これまで以上に描写がえぐいスタンド能力が続々と登場しました。今回は、もし7、8部がアニメ化された際に、その怖さが際立ちそうな凶悪なスタンド能力を振り返ります。

 まず「スティール・ボール・ラン」のボスキャラ・ヴァレンタイン大統領の部下、ブラックモアのスタンド「キャッチ・ザ・レインボー」です。この能力は「雨を空中に固定することができる」というもので、一見するとロマンチックで、実際、ブラックモアはこの能力で空中を歩いたりします。しかし、雨粒は固定されると「刃物」に早変わり。空に舞う無数の雨粒で自在に、敵の体を切り刻むのです。

 さらにこの能力の使用中は、自分の体も自由に「バラバラ」にすることができるため、映像になればそのスプラッタ感が倍増すること間違いなしでしょう。本体・ブラックモア自体のキャラクターも相当クセが強く、喋り方も怖いので、ぜひともアニメで堪能したいスタンドです。この男に追われるのが、スタンド使いですらない可憐な少女ルーシー・スティールというのも、また恐ろしい点でした。

 同じく7部から、一見するとロマンチックなスタンドが、大統領の配下であるマイク・Oのスタンド「チューブラー・ベルズ」です。こちらは、「金属に息を吹き込んでバルーンアートを作る」というもの。それだけ聞くと、なかなか楽しそうなスタンドです。実際、かわいい犬のバルーンアートが登場しますが、これが実に厄介でした。

 このスタンド能力で作られたバルーンの動物は、その動物としての特性を持った「鉄製の追手」として、標的をどこまでも追いかけます。作中の鉄のバルーン犬は、またしても被害者となったルーシーの匂いを記憶し、追尾してきました。さらに、攻撃方法も相当えぐく、敵の体内に入り込んだところで「金属」に戻って、身体の内側から致命傷を与えるのです。

 そんなグロ描写必至のスタンドですが、本体のマイク・Oの末路はというと……。地上派アニメでどこまで描写可能なのでしょうか。スタンド名の元ネタの楽曲は伝説のホラー映画『エクソシスト』のテーマ曲ですが、こちらも相当恐ろしい描写になりそうです。

■相手を溶かして肝臓を……いくら何でもえぐすぎる能力

8部の主人公・東方定助が相手をさせられるのは、凶悪なスタンドを持つ「岩人間」たち!「」(メディコス)

 2021年9月に連載が終了した『ジョジョリオン』は、随分と気が早いですが、アニメ化された際のことを考えるとワクワクが止まりません。『ジョジョリオン』はひとコマ、ひとコマの「絵」としての完成度が高まり、時には宗教画のような神々しさすら感じさせます。

 そしてその描写力で描かれた、あまりにもエグすぎる凶悪スタンドたちも見どころです。8部の敵となった「岩人間」たちは、「お前らどんだけ性格悪いんだ」と言いたくなるような、相手を容赦なく追い詰めるスタンド能力を持っていました。

 なかでも読者をドン引きさせたのは、東方家の長女・鳩ちゃんの彼氏として登場した、田最環(だも・たまき)と、そのスタンド「ビタミンC」です。正直、アニメで観るのが怖いです。この「ビタミンC」は、スタンドの指紋で作った結界のなかにいる生物を、「ドロドロ」にしてしまう恐怖の能力でした。

 人間がほとんど「液体」になり、スタンドも立ち上がれないレベルで溶けてしまうのです。このようなスタンドの本体だけあって、かなりのドSな田最は、作中では東方家の父・憲助を液体化し、その体内に熱帯魚を放って泳がせる、あるいは主人公・東方定助を溶かし肝臓を切り取る(お札で切れるレベルで身体がドロドロ)、など文章にするのもおぞましい悪行を働きました。

 続いて、岩人間・八木山夜露のスタンド「アイ・アム・ア・ロック」です。標的が中心となり、周囲にある物質がその中心に向かって集まってくるという逃れ難く、また殺傷能力も高いスタンドでした。さまざまなものが、ターゲット目がけてゴロゴロと転がってくる描写も非常に恐ろしいのですが、本稿で特筆したいのは、読者の度肝を抜いた「目からサランラップ」攻撃。

 八木山は寝ているヒロイン・広瀬康穂の顔に、ラップのような薄い膜をかぶせ、口元に水を注ぐという、8部のなかでも、かなり「苦しさ」の実感が伝わる、リアルで嫌な攻撃を施しました。ビジュアルの衝撃と、窒息のリアリティ……アニメになり、声優さんの演技も加われば、さらに恐ろしいシーンとなるでしょう。ちなみにこのラップの能力がスタンドによるものか、岩人間としての特性によるものなのかは、明言されませんでした。

 そのほか、7部では「過去のトラウマ」が本当に蘇ってくる「シビル・ウォー」や、音が追尾して攻撃してくる「イン・ア・サイレント・ウェイ」、8部ではターゲットが呼吸をしただけで攻撃が始まる「ドゥービー・ワゥ!」、杜王町の住民を何人もゾンビにした無差別な追尾能力「ブルー・ハワイ」など、恐ろしいスタンドはまだまだ多く登場します。また、各部の「ラスボス」のスタンドも、トラウマ級の強さを誇りました。いずれの描写も少年誌、週刊誌の枠組みを脱したからこそ、描けたのかもしれません。

(片野)

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