好きな歴代「御三家」ランキング結果発表！ 1位と3位に納得、2位のポケモンが「意外！」

■意外？　2位に『金・銀』の御三家がランクイン！

　フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ。どのポケモンと旅を共にするか……。ゲーム「ポケットモンスター」シリーズには、冒険の門出を共にするポケモン3体のなかから1体だけパートナーを選ぶ伝統があります。

　通称「御三家」もシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』（以下、SV）で全27体となりました。世代やプレイした作品によっても思い入れ深いポケモンも異なりますが、仮に3体ではなく、全27体から1体を選ぶなら……どのポケモンに人気が集まるでしょう。

　マグミクス編集部では2023年2月2日から2月9日の期間、読者アンケート企画「『ポケモン』全シリーズの「御三家」から1体を選ぶなら？」を実施しました。全投票数467票の結果を発表します。

●3位 「ニャオハ」：『SV』登場 くさタイプ（36票）

『SV』の初トレーラー公開より、発売直前まで「立つな！（進化しても四つ足歩行のルックスでいてくれ）」と、悲願されていた「ニャオハ」が3位にランクインしました。選んだ理由としては、圧倒的に「かわいい」「猫が好きだから」というコメントが寄せられています。

　華麗な二足歩行スタイルに進化を遂げた、「マスカーニャ」にも強い人気が集まっています。補足すると、ファンが「ニャオハ立つな！」と叫んでいた背景には、同じく猫モチーフの御三家ポケモンの存在があります。

　専用技として「DDラリアット」を覚える傍若無人なプロレスラー「ガオガエン」に進化する「ニャビー（サン・ムーン）」は、もともと愛くるしい見た目をしていたため、進化後のギャップがプレイヤーに大きな衝撃を与えました。

●2位「ヒノアラシ」：『金・銀』登場 ほのおタイプ（49票）

　2位にランクインしたのは「ヒノアラシ」。同期の「チコリータ」「ワニノコ」より票を獲得した理由は、アクション要素も加わった『Pokemon LEGENDS アルセウス』で、独自の進化フォルムが追加されたことが理由でしょうか。紫色の炎が怪しく燃える「バクフーン（ヒスイの姿）」にはゴーストタイプも追加されています。

　ヒノアラシが2位にランクインしたことを「意外！」に感じたファンも多いのではないでしょうか。『金・銀』御三家は、8作目『ソード・シールド』でリストラされていること、アニメやゲームで活躍する、圧倒的な人気を誇る御三家が、あと2体残っているからです。

　選んだ理由としては「初めてのポケモンだったから」「思い出深いから」「かわいい」「見た目が好き」といったものが目立ちました。ゲームボーイ用ソフトとして発売された『金・銀』の「御三家」であるヒノアラシは、「懐かしさ」ゆえの愛着心が得票の大きな理由のようです。

■御三家 堂々の1位！　もっとも多かった「選んだ理由」とは？

●1位「ヒトカゲ」：『赤・緑』登場 ほのおタイプ（66票）

『初代』から最新作まで皆勤賞の「ヒトカゲ」が第1位を冠しました。正確には最終進化後の「リザードン」人気は、シリーズが始まった当初から不動のようです。選んだ理由としても「リザードンが好き」「リザードンがかっこいいから」というコメントが多数寄せられました。

　これまでにも「メガリザードン（X・Y）」、「キョダイマックスの姿」が用意され、アニメでは「サトシ」の旅の終着点に君臨したチャンピオン「ダンデ」の相棒にも抜擢されたリザードン。今や、ピカチュウに次ぐ『ポケットモンスター』のアイコン的存在でもあるでしょう。

　惜しくも4位に甘んじたのは「ケロマツ（X・Y）」。公式の主催する2020年「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」人気投票第1位を獲得した「ゲッコウガ」進化前のポケモンですが、ニャオハにわずか3票ながら差をつけられてしまいました。

　今回ご紹介した3体のほかにも、世代をこえてさまざまな「御三家」に票が集まりました。

・魔女感がかっこいい「マフォクシー」に進化するから「フォッコ（X・Y）」。
・レベル100まで育てたポケモンだから「ミズゴロウ（ルビー・サファイア）」。くさタイプに弱いけど……。

　見た目や強さ、選択の理由もさまざまですが、ポケモンの種類問わず「自分がはじめに選んだポケモンだから」が1番多く見られました。『ポケットモンスター』コンテンツが長く愛されている理由が分かる、アンケート結果とも言えるでしょう。

（ツナカン）