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平成~令和を股にかける、19年春アニメ注目の4作品―名作リメイクからオリジナルまで

マグミクス / 2019年4月2日 18時7分

平成~令和を股にかける、19年春アニメ注目の4作品―名作リメイクからオリジナルまで

■根強い原作物!特撮作品「ウルトラマン」がアニメ化

 新元号「令和」が発表され、平成の時代も残りわずかとなりました。2019年4月に放映がスタートし、ふたつの元号をまたぐことになる春アニメですが、最近では好評を集めるNetflixの新作オリジナルアニメも見逃せません。今回は、そんな2019年春クールのなかから、特に注目した4作品をピックアップして紹介します。

『ULTRAMAN』(Netflix)2019年4月1日(月)より放送開始

 円谷プロダクションが誇る特撮作品「ウルトラマン」が、装いも新たにアニメになって登場です。原作は、「月刊ヒーローズ」(ヒーローズ)で連載中のマンガ作品『ULTRAMAN』(原作:清水栄一、作画:下口智裕)で、元の「ウルトラマン」とは違って、巨大化はしません。

 巨大化しないかわりに、「ウルトラマンスーツ」という強化装甲を身に着け、地球侵略を企む宇宙人に立ち向かう物語です。

 同作は、初代ウルトラマンから40年後の世界という設定で、初代ウルトラマンのハヤタ・シン(CV:田中秀幸)の息子、早田進次郎(CV:木村良平)が主人公です。ウルトラマンのほか、ウルトラマンセブンも、ウルトラマンスーツver.7として登場するなど、原作ファンも楽しめる作品となっています。

 監督を務めるのは、神山健治さんと荒牧伸志さん。海外での評価の高い神山健治さんとCGで知られる荒牧伸志さんがタッグを組むのは初の試みになります。強力な監督2名体制がファンの間で話題となり、先日2019年3月31日に行われたワールドプレミア試写会も好評を博し、期待を集めています。

『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)2019年4月6日(土)放送開始

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で、2016年に連載開始したマンガ作品『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)のアニメ化作品。大正時代の日本を舞台に、家族を皆殺しにされ、妹を鬼にされてしまった竈門(かまど)炭治郎(CV:花江夏樹)らの冒険を描きます。

「時代物×ゾンビ」的要素、主人公・炭治郎と妹の竈門禰豆子(CV:鬼頭明里)の切ない物語や、激しい剣戟シーンが評判です。

 アニメ第1話から5話までを再編成した、特別上映版『鬼滅の刃 兄妹の絆』が本放送を前に2週間限定で上映されるなど、放送前から注目度が高く、アニメ化を待ち望んでいた原作ファンも多いことでしょう。

■強力なオリジナルアニメが登場

●『キャロル&チューズデイ』(フジテレビ)2019年4月10日(水)放送開始

(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

 フジテレビのアニメ枠「Ultra+」で放送される『キャロル&チューズデイ』。『カウボーイビバッブ』(1998年)で有名な渡辺信一郎監督によるオリジナル作品です。アニメ、音楽制作の「フライングドッグ」の10周年記念と、アニメ制作会社「ボンズ」の20周年を記念して制作されました。

 火星で人類が暮らしはじめて50年が経過し、音楽などをはじめさまざまな文化がAIによって作られるという未来の世界で、主人公のキャロル(CV:島袋美由利)とチューズデイ(CV:市ノ瀬加耶)が、ミュージシャンを目指す物語です。

『カーボーイビバップ』では、ブルースやジャズ、ロックといったさまざまなジャンルの曲が劇伴として使用され、渡辺監督の前前作『サムライチャンプルー』では、ヒップホップが劇中で流れました。音楽に造詣が深い渡辺信一郎監督が、今作においてどのような演出で観る者を虜にするのか、注目したいところです。

●『さらざんまい』(フジテレビ)2019年4月12日(金)放送開始

(c)イクニラッパー/シリコマンダーズ

『少女革命ウテナ』(1997年)、『輪るピンクドラム』(2011年)、最近では2015年の『ユリ熊嵐』といった話題作品を手がけてきた、幾原邦彦監督による4年ぶりのオリジナルアニメです。

 かっぱに姿を変えさせられた中学生の少年、矢逆一稀(CV:村瀬歩)、久慈悠(CV:内山昂輝)、陣内燕太(CV:堀江瞬)ら3人組の冒険を描いた作品で、かっぱ、ゾンビ、浅草といったキーワードが散りばめられています。

 幾原邦彦さんの作品は、その難解な作風が魅力のひとつ。監督した作品が放送されるたびに、アニメファンのなかで考察が行われています。今回の『さらざんまい』は、どのような議論を巻き起こすのでしょうか。

* * *

 ほかにも、注目作は盛りだくさんです。2019年4月から放映開始するアニメの総数は、およそ50作品。今期も、「あなたのための作品」がきっと見つかるはずです。

(マグミクス編集部)

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