53歳、あふれ出る母性の受け止め手がいない! オチがかわいそうすぎる(笑)【作者インタビュー】
マグミクス / 2023年2月18日 16時10分
■孫にもスキンシップを拒否され…愛情の行き場はどこへ?
あふれる愛情の行き場のなさを描いたマンガが、Instagramで6000以上のいいねを集め話題となっています。7歳の孫にスキンシップを拒否されるようになってしまった53歳の作者。行き場を失った愛情を愛猫に向けてみたところ……という内容で、「うちもハグはさせてくれません」「愛があふれていてステキです」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガやイラストを発表している、おーちゃんさんです。おーちゃんさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
Instagramでマンガを描き始めたのは、4年ほど前からです。Instagramで育児マンガを目にするようになり、「おばあちゃん世代の視点でマンガを描くのもアリかな……」と思って始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
孫からあしらわれたときに、「1歳や2歳の頃は、『ばぁばが1番好き!』ってぐらい、喜んで駆け寄ってきたのになあー」と思ったのがきっかけです。
ーーお孫さんは、いつ頃からそのような反応になってきたのでしょうか?
保育園の年長さん頃には、「もう赤ちゃんじゃないよ!」ってあしらわれていました(笑)。でも寂しさよりも、成長を感じてうれしいものですよ。
ーーおーちゃんさんのお子さんが小さかった頃も、同じように母性にあふれていましたか?
自分の子供が小さい頃は自分も若いですから、そんな余裕はありませんでした。それよりも、早く親離れしてほしい方が勝っていたのかなあと思います。不思議なもので子供たちが大人になってからの方が、親バカになっています。これって年をとった証拠なんでしょうね。
ーーお孫さんが生まれてから、愛情が強くなったのでしょうか?
間違いなく、孫が誕生してからだと思います。
ーー今の愛情や情熱はどこに向かっていますか?
愛情の矛先は、それでもめげずに孫に向けています(笑)。そして、猫ちゃんにも。ほかには、最近DIYに凝っているので、これに時間を費やしています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「私も子供から拒否されるようになりました」というような共感の声や、「私が受け止めます!」などの励ましの声をいただきました(笑)。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
私の年齢ならではの経験談を、もっと描いていけたらなあ……と思っています。
(マグミクス編集部)
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