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実写化されたらイケメン化? ファンが驚いたキャラ 「顔以外は再現凄い」

マグミクス / 2023年2月24日 15時10分

実写化されたらイケメン化? ファンが驚いたキャラ 「顔以外は再現凄い」

■見た目のイメージは違ってもリスペクトを感じる!

 人気マンガの実写化作品では、2次元のキャラクターをどう再現するかが、評価のカギのひとつとなっており、原作ファンの間で議論が起こることもあります。そして、原作のイメージよりもキャラが美形になっていることも、「実写あるある」のひとつです。

 藤原竜也さんが演じた「カイジ」シリーズや、安田顕さん主演の『愛しのアイリーン』など、主人公がイケメン化していたパターンもありますが、今回は、実写化したら原作よりも、かなりイケメンになっていたサブキャラをご紹介します。

●『ジョジョの奇妙な冒険』の虹村億泰 演:新田真剣佑

『ジョジョの奇妙な冒険』(原作:荒木飛呂彦)の、第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する虹村億泰は、当初は敵のスタンド使いとして登場するものの、主人公・東方仗助の親友となっていくキャラクターです。顔に大きく入った×マークのような傷と、側頭部の短く刈り上げ後ろにまとめた髪が特徴的で、「不良」を自称していることもあり、強面な印象が強いのではないでしょうか。

 そんな億泰を実写映画で演じたのは、今やハリウッド進出を果たした俳優・新田真剣佑さんです。当時から美形で爽やかなイメージがありましたが、億泰の独特なヘアスタイルやキリッとした眉、鋭い目つきを再現し、原作の雰囲気にかなり近付けていました。

 本来は全くタイプの違うイケメンながら、億泰になりきった真剣佑さんはアニメ版の担当声優・高木渉さんの喋り方にも似せた演技をし、「声まで似ている!」と、原作マンガ・アニメへの「リスペクトを感じた」との評価されました。ちなみに、億泰の兄・虹村形兆を演じた岡田将生さんにも、「美化されすぎ!」と感じた人が多かったようです。

●『キングダム』の左慈 演:坂口拓

 原作のみならず実写映画も人気が高く、2023年7月に3作目の公開を控えている『キングダム』(原作:原泰久)では、第1作に登場した左慈のイケメン化が話題になりました。

 主人公・信たちと敵対する王弟・成キョウ側に付く元将軍の左慈は、原作では中ボス的な立ち位置で登場しますが、実写映画では最後に信と戦う大ボスとして立ちはだかります。役どころが変わっていたことに対する否定的な意見もあったものの、ラスボス感たっぷりな左慈の風格に圧倒されたファンも多かったようです。

 そんな左慈を好演したのは、日本を代表するアクション俳優・坂口拓さんです。CGや早回しを使わずに撮影されたという殺陣はすさまじく、圧巻のバトルシーンになっていました。インタビューでは坂口さんや信役の山崎賢人さんは「最初だけ段取りがあって、そのあとはガチで戦った」と振り返っており、熱量の伝わる圧倒的な斬り合いを見せています。今となっては、左慈は原作よりも実写版の方が人気なキャラとなりました。

●『東京リベンジャーズ』のキヨマサ 演:鈴木伸之

『東京卍リベンジャーズ』(原作:和久井健)も、マンガやアニメだけでなく実写映画がヒットし、2023年4月に続編の公開を控えています。第1作に登場したキヨマサこと清水将貴は、主人公・タケミチの因縁の相手であり、性格も戦法も卑劣なキャラクターです。原作では中学3年生に見えない老け顔と体格の良さが特徴的だったので、設定を中学生から高校生に引き上げた実写映画においても、タケミチたちに比べて大柄で、かなり年上に見える俳優がキャスティングされると予想されていました。

 そんななか、実際にキヨマサを演じたのは鈴木伸之さんです。ヤンキー役の経験も多く、185cmと体格は良いものの、鈴木さんが『HiGH&LOW』や『今日から俺は!!』で演じたのは男前で硬派な不良役で、弱い者いじめをするキヨマサとは対照的な印象がありました。

 しかし、インタビューで「善の心を捨てて、思い切り悪に徹するというのは、やっていてすごく楽しい」と語る鈴木さんは、徹底して嫌われ役のキヨマサを熱演し、「再現度高すぎ」「イケメンなの忘れるくらい憎たらしい」「一番リアルな不良」と絶賛されています。

●『バクマン。』の服部哲 演:山田孝之

『バクマン。』(原作:大場つぐみ 作画:小畑健)の実写映画で、多くのファンを驚かせたキャスティングといえば、山田孝之さん演じる服部哲ではないでしょうか。見た目の雰囲気も想像される演技のイメージも大きく離れていますが、大根仁監督は脚本の執筆段階で山田さんを想定し、あて書きをしたそうです。

 原作の服部は主人公である真城最高と高木秋人による漫画家コンビ・亜城木夢叶の担当編集者で、漫画家と二人三脚で歩むスタイルを取っています。大根監督によると、原作よりもさらに亜城木と一緒に悩み、一緒に成長していく存在にしたいという想いからのキャラ改変、キャスティングだったとのことです。原作とは違い、『バクマン。』の2代目担当編集者・門司健吾さんがモデルとなっています。

 原作のイメージとはあえて違っているものの、服部の編集者としての実力や亜城木を見守る表情は、マンガ・アニメと通ずるものがあります。門司さんを直接取材し、役作りに取り入れたという山田さんは、話すときの目線や、原稿を読むときの手つき、スピードにまで気を配り、リアリティを感じさせる演技を見せました。

(椎崎麗)

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