映画『スラムダンク』メイン5人以外の声優も豪華すぎと話題 「EDで仰天」

■超サプライズ！　『THE FIRST SLAM DUNK』の豪華すぎる声優たち

　原作者井上雄彦先生が自ら監督を務め、2022年12月3日から絶賛公開中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、映画公開前に主要メンバー5人の声優のみを公表し、その他のキャラクターのキャスト情報は一切公表されていませんでした。そして、公開初日には各キャラを演じた声優さんや、所属事務所が続々と情報を公開し、映画本編とともに大きな話題を呼んでいます。

※この記事では『THE FIRST SLAM DUNK』本編の内容に触れています。

　木暮公延をはじめとする湘北の控えメンバーや、安西先生や花道の親友・水戸洋平、主人公・桜木花道がバスケをやるきっかけとなったヒロイン・赤木晴子の声優が誰なのか……誰もが気になりながらも映画を見て見ると、かなりの豪華声優さんたちが参加していました。そして、作品への高評価とともに、ネット度では驚きの声が上がっています。

　花道が片思いをしている相手であり、キャプテン赤木剛憲の妹・赤木晴子役には、「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子役や、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの真希波・マリ・イラストリアス役などで知られる、人気声優・坂本真綾さんがキャスティングされました。公表される前に映画を見て、エンドロールで驚いた人も多かったようです。

「晴子さんのCVが坂本さんは神」「自然過ぎて、後からやっと坂本さんだと気づいた」という声や、「ゴリ（CV：三宅健太さん）や、彩子さん（CV：瀬戸麻沙美さん）の声優よりベテランの坂本さんが演じるとは、ちょっと意外な配役」「女子高生ヒロインの声全く違和感なくてさすが」と驚きのつぶやきもありました。また、今回は宮城リョータ目線の物語になったこともあり、花道が晴子に「（バスケが）大好きです 今度は嘘じゃないっす」と、告白するシーンがカットされたことを、残念がる人もいたようです。

　他にも、人気キャラ・水戸洋平役は旧キャストの森川智之さんに代わり、『ゴールデンカムイ』の杉元佐一役や、『アオアシ』の福田達也役などで有名な小林親弘さんがキャンスティングされています。こちらも出番はわずかでしたが、「少しのセリフだけですぐ分かった、最高」「杉元といい、優しさと凶暴性を備えたキャラが合い過ぎる」などと絶賛され、もともとの水戸洋平ファンからも「解釈一致」という声が上がっていました。

　また、湘北高校監督の安西先生の声に関しては、「西村知道さんも大好きだったけど、宝亀克寿さんは、「丸くなる前」の安西先生が連想できる声でぴったり」「智将って感じでこれまた渋い」などなど好評。また、マネージャーの彩子さんにも「原えりこさんも大好きなんだけど、映画の瀬戸麻沙美さんも強気な感じでとってもよかった」という風に、声優交代を不安視していた旧アニメファンからも、映画を見た上での高評価が相次いでいます。

　そして、今回初めて声が当てられた最強の対戦相手・山王工業高校の面々も、いざスクリーンに姿を現すと、ファンの心をしっかりつかんだようです。「奈良徹さんの「ピョン」が自然に馴染んでいて、深津愛が爆上がりしました」「かぬか光明さん、河田兄弟の両方を演じ分けていて素晴らしかった」「河田兄の貫禄と実力を感じさせるけど、ギリギリ高校生っぽい声がピッタリ」「長谷川芳明さん演じる松本の、三井に対して驚いている演技がイメージ通りだった」などなど、絶賛されています。

　特に映画で追加シーンも多かったエース・沢北栄治役の武内駿輔さんに関しては、「『アナ雪』のオラフのイメージが強くて、イケボすぎて驚いた」「武内さんだって分からないくらい、違和感なくハマってる」「『よーい……ドン！』『受けてやる』の言い方完璧」「最後のインタビュー受けてるときの、スポーツ選手特有の棒読み感も上手い」と高評価で、エンドロールを見るまで誰が演じているのか分からなかった人も多いようです。

　そして、湘北レギュラーを最後まで全力で応援し、一緒に戦った控えメンバーに関しても、「岩崎諒太さんの木暮君が完璧すぎた」「『2年間も待たせやがって』のセリフがカットされたの残念」「ヤス（安田靖春）の声の阿座上洋平さんの、優しいけど芯もある雰囲気が素晴らしかったです」「1年の石井（CV：堀井茶渡さん）の名ゼリフ『湘北に入ってよかった……』が聴けて幸せ」など、高評価が相次いでいます。

　今回の映画はタイトルに「FIRST」と入っていることもあり、早くも「続編の『SECOND』やってほしい」「同じクオリティで海南戦や陵南戦が見たい」などの声も上がっています。それに付随して、今回の脇キャラのキャストに関しても、「続編やる予定だから、今回はチョイ役の晴子の声を坂本真綾さんにしたんだと思ってる」「次は木暮君主人公でお願いします」「小林さんの水戸洋平がもっと聞きたいので、最初からアニメ作り直さない？」「仙道や魚住や牧が、井上先生の解釈だと誰の声になるのか気になる」と、さまざまな期待の声がありました。

（弁天寿）