『ワンピース』ルフィの性格、初期と違う？ 「前のほうがクレバー」「嫌な奴になった」

■ルフィは昔のほうが性格良かった？

　1997年から連載を開始した『ONE PIECE』も最終章に入り盛り上がりを見せるなか、「ルフィの性格が以前と変わっている」とモヤモヤしているファンがいるようです。26年にも及ぶ長期連載のなかで、本当に主人公・ルフィの性格は変わってしまったのでしょうか。

　一部のファンが「ルフィの性格が変わった」と感じているシーンのひとつが、ほかの海賊団の船長であるトラファルガー・ローとユースタス・キッドとの絡みです。ルフィを含めた3人の船長が四皇ふたりを前にして繰り広げた会話のなかで、ルフィが「いいぞ じゃあお前ら『格下』」と挑発したのです。

　この発言に、ファンからは「ルフィって格上とか格下とかそんなの気にする性格だったっけ？」「昔は外野に何言われても喧嘩は買わない感じだったのに、このやり取りはモヤる」と疑問の声があがりました。

　またドンキホーテ海賊団最高幹部のピーカと対峙したときには、彼のコンプレックスである高い声を「声！！！　高ェ～～～っ！！！」と爆笑するシーンがありました。ただ「こいつ声が高ェな」くらいの言い方なら気になりませんが、人のコンプレックスを揶揄するようなセリフにさらに「似合わね～～～っ！！！」と続いたことで、ルフィの性格が悪くなったと感じるファンがいたようです。

　ほかには「アラバスタ編のルフィはかっこいいシーンが多かったのに」「昔のルフィの方が戦い方がクレバーだった気がする」「前はもっとふつふつと怒りが湧き上がる感じだったけど、最近は直情的でなんだかなあ」といった意見も見られます。

　ただしこれらの意見に対して「最近のほうが絵が丸っこくなっているからそう思うだけでは？」との声も。たしかに見比べてみると今のルフィは顔がやや丸く、黒目も若干大きくなっている分幼く見えるような気もします。さらには「昔と違って仲間が増えたからルフィの意識が変わるのは当然」「ただの思い出補正だと思う」などと反論する声もあり、議論が盛り上がっています。

（マグミクス編集部）