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『刃牙』地上最強・範馬勇次郎の「かわいい」場面 「はしゃいでる?」「同じ顔でフリーズ」

マグミクス / 2023年3月1日 15時25分

『刃牙』地上最強・範馬勇次郎の「かわいい」場面 「はしゃいでる?」「同じ顔でフリーズ」

■だんだん「優しく」なる勇次郎

『刃牙』シリーズの人気キャラで「地上最強の生物」である範馬勇次郎は、戦場を徒手格闘術で渡り歩き、息子の刃牙を生んだ恋人・朱沢江珠でも挑んでくれば容赦なく殺すなど、闘争を最重要視している性格です。しかし、物語が進むにつれて性格は丸くなってきており、イメージとのギャップがある行動をとることもありました。

●初めてのチーム戦が楽しそうな勇次郎

 第2部『バキ』で、刃牙や勇次郎が中国武術界最強の「海皇」を決める大会に参加した「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」では、1回戦で中国勢の負けが多いことに怒った郭海皇の提案で、中国vs日米連合の対抗戦が行われました。

 勇次郎にとってチーム戦は初めての経験で、さらに立ち位置が日米連合のリーダーだったこともあって、試合前にチームメイトと手を重ねるなどやる気に満ちた姿を見せています。そして彼は、第1試合に挑むビスケット・オリバの背中を叩いて鼓舞し、試合中には「競うな 持ち味をイカせッッ」とアドバイスを送るなど、チームメイトの戦況に一喜一憂していました。

 他にも勇次郎は、勝利したオリバに嬉しそうに絡んだり、圧勝した刃牙とハイタッチをかわしたりと、他人の勝利に喜ぶ意外な姿を見せています。また、寂海王が烈海王に敗北しても、勇次郎は怒ることもなく、謝罪する寂にそっぽを向きながらも、うっすら笑みを浮かべていました。

 普段は傍若無人に振る舞っているだけに、負けを含めてチーム戦を楽しむ勇次郎がとてもかわいらしく見える場面です。中国武術界最高峰の郭海皇への敬意も示すなど、「大擂台賽編」は勇次郎の新たな一面が見られるエピソードでした。

●激レア!照れている勇次郎

 第3部『範馬刃牙』のラストでは、勇次郎と刃牙による「地上最強の親子喧嘩」が行われました。この喧嘩の様子はTV中継されており、世界中の人間がふたりの戦いに刺激を受けています。その結果、第4部『刃牙道』では、勇次郎に憧れを抱き、サインをねだる人間も出てきたのです。

 そんな『刃牙道』の初期、「地上最強の親子喧嘩」を目撃して以降、「退屈」していた花山薫は、「退屈という激痛」を癒すために勇次郎を呼び出しました。そして、まるで芸能人のようなサングラスをかけて現れた勇次郎は、花山に「子供(ガキ)にサインをせがまれた」とぼやきます。驚いた花山が、「書いたンすか」と尋ねると、勇次郎は「聞くなッッ」と短く答えました。

 その後、花山と戦闘を始めようとした勇次郎は路上で青年からサインをせがまれた際に、出されたサイン色紙を指で十字に切り裂く「サービス」をしており、前述の子供にも同じ「サービス」をしたことが分かります。このファンサービスに加え、花山に「お優しい」とツッコまれた際の「照れ」を含んだ反応など、これまでの勇次郎からは考えられないかわいい場面でした。物語的にもひと区切りついた「地上最強の親子喧嘩」を経て、勇次郎にも変化があったのかもしれません。

●守護られて鬼の目にも涙

 第4部『刃牙道』では、クローン技術と降霊術で蘇った宮本武蔵と、現代の格闘家たちとの闘いが描かれています。そこでは勇次郎が涙を浮かべるという、衝撃の場面がありました。

 史上最強の剣豪・宮本武蔵は、何でもありの殺し合いで生き残ってきた達人です。実戦柔術家・本部以蔵は、現代の格闘家たちがその戦いに慣れていないため、彼らを「守護(まも)る」決意を固めました。そして、勇次郎であっても守護る対象として例外ではなく、本部は勇次郎の前で、堂々と「安心していいんだ」「君らの身は俺が守護る」と宣言したのです。

 出産で生まれ落ちる際も授乳を受ける際も、助産師や母親に「自ら命じた」というエピソードを持つ勇次郎は、生まれてから一度も守られた経験がなく、本部の言葉は彼の逆鱗に触れました。勇次郎は「殺゛し゛て゛や゛る゛~!!!」と、まさに怒髪天を突いて激怒し、その目には涙すら浮かべています。さらに本部は、直後に煙玉を使い、激怒している勇次郎の前から逃げ去ったのです。

 もともと怒りやすい人物ではありますが、勇次郎が格下である本部に手玉に取られ、怒りと悔しさから涙まで浮かべるという光景は衝撃的でした。この直前に、本部に「(武蔵と戦うのは)悪いことは言わん 止めておけ」と言われて、同じ顔でフリーズした後に返した「なんで?」という素朴な疑問と合わせて、勇次郎がかなりコミカルに描かれた場面で、子供のようなかわいらしさがあります。ファンの間では、その後に本部に武蔵との戦いを邪魔され、「この馬鹿ァ!!!」とシンプルに激怒する場面も人気です。

(SU_BU)

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